WIKIレンタル 大衆演劇探訪記
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ホテルもお客さんも暖かい 「ほてる木の芽坂」恒例の劇団戸田公演を観劇

ホテルもお客さんも暖かい 「ほてる木の芽坂」恒例の劇団戸田公演を観劇

新潟県六日町にある「ほてる木の芽坂」ではここ数年、年に1ヶ月間「劇団戸田」を招いて大衆演劇公演を行っています。

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東京から六日町に行くには、上越新幹線で越後湯沢まで行き、そこから上越線に乗り換えます。

六日町の街中にある案内標識には以下のように書かれています。
「六日町は、長尾政景侯の居城である坂戸城の城下町として、また三国街道と清水街道の分岐点の宿場町として栄えてきました。
豊かな自然がおりなす四季それぞれの表情。湯景豊富な温泉、こまやかな人情、活気あふれる町の息吹は訪れる皆さんの魂をとらえてはなさないでしょう」

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六日町の中心市街地は駅の東側に広がっています。
ほてる木の芽坂はこちらとは逆の駅の西側にあります。

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六日町駅西口

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駅から西へまっすぐ伸びている道路を進みます。

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左前方にほてる木の芽坂の建物が見えてきました。
駅から10分かからなかったかと思います。

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ほてる木の芽坂の前の道路から六日町駅の方(東方)を眺めました。
市街地の向こうに坂戸城があった坂戸山が見えます。

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ほてる木の芽坂は大きなホテルなので近づくと写真一枚にはおさまらない。
奥の建物の下に入口が見えます。

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入口に入ると広いロビー。実はここは2階です。
フロントで受付をします。

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劇団戸田のポスターが貼ってありました

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フロントのひとつ上の階の3階に公演会場があります。
靴は公演会場入口で脱いでビニール袋に入れて持参します。
基本は低い長机の席ですが、後ろの方にはテーブル席もあります。

座椅子は無料で借りられます。押入れ?の中に入っています。

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舞台

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花道も作ってあります

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会場の後方にはお茶セットコーナー
着席するとスタッフがここでお茶を入れてテーブルに持ってきてくれました。

観劇+入浴コース 2,000円
観劇+入浴+食事コース 3,500円

の2つのコースがあります。
私は食事付きコースにしました。

10:00 開場
12:00 食事
13:00 開演

となっています。
私は早めに着きましたので食事時間までにお風呂に入ることにします。

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公演会場にタオルの用意がありました。

お風呂は1階です。
広い浴場で温泉を楽しむ。
私の好きな低温浴槽があるのがうれしい。
ぬる湯の温泉に頭からっぽにして長く浸かるのはとても気持ちいい。

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時間になると演芸場のテーブルに食事が運ばれます。

13時に公演が始まりました。
第一部お芝居。
その後口上挨拶。私の近くにいたお客さんが劇団が販売するお菓子を買いました。お菓子の袋を開けて、食べないかと私に声をかけてきました。こういう素朴な人と人との触れ合いは一人旅にはうれしくなります。

休憩の後、第二部舞踊ショー

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舞踊ショーの様子


ほてる木の芽坂での公演を任されているのは劇団戸田。

戸田ゆかり座長について、「大衆演劇・座長名鑑2003」に掲載されていたアンケート回答から一部抜粋します。

役者になったきっかけ・・・両親がやっていて自然の流れで、好きで出ていた。
初舞台・・・2歳8ヶ月のとき。踊りで。
劇団名の由来・・・父の師匠から頂いた名前をそのまま使った。当時は「戸田劇団」でした。一時、親子3人で「戸田ゆかりショー」でまわっていたが、13年前に再結成し、「劇団戸田」になった。
一番大切なもの・・・家族
一番ほしいもの・・・劇団員
今後の抱負・・・とにかく細々でも生き残りたい。一生懸命やっていれば何とかなる!がんばるぞ!
お客様へのメッセージ・・・小さな小さな劇団ですが、是非、観にきてください。元気だけは、おわけできると思います。よろしくお願いします。

15年前のアンケートではありますが、ゆかり座長の人となりがよくわかります。

このアンケートの後に次女が生まれました。
劇団戸田は家族5人を中心とするファミリー劇団として活動していました。
座長・太夫元・妻:戸田ゆかり
副座長・夫:戸田敬次郎
長女:戸田凛(元戸田あゆみ)
長男:戸田ゆうた
次女:戸田ももみ

しかしこの小さな劇団に試練が訪れます。

2011年1月に副座長であり夫であり子供たちの父親の戸田敬次郎が病のために亡くなりました。
それから2ヶ月も経たないうちに、劇団戸田は公演先の岩手県で被災します。
2011年3月11日あの東日本大震災の日、岩手県内の海に面したホテルでの公演中に地震が発生しました。お客さんと劇団員は避難したものの、津波はホテルの2階まで浸水し、地下1階の演劇場は壊滅。劇団の衣装や鬘や道具もやられました。その後数日かけて劇団はなんとか地元の愛知までたどり着きます。(その様子は戸田ゆかり座長のブログの日記に綴られています。瓦礫の中から取り出した演劇道具が後日愛知に届き、子供たちがお父さんに買ってもらった物を一生懸命探して見つけてうれしそうな顔をする、というくだりが印象的でした)

2016年4月熊本地震が発生しました。なんとこの時も劇団戸田は熊本県で公演していたのです。
被害が大きい地域ではなかったようですが、不安な日々を過ごしたことでしょう。

戸田ゆかり座長のブログから、劇団を家族を支えてくれた方々への感謝の気持ちと家族愛がひしひし伝わってきます。そして、落ち込む姿は絶対他人に見せたくない性格なのでしょう、ブログの内容は常に前向きで明るくて読む人に元気を与えてくれます。

こんな戸田ゆかり座長と劇団戸田を応援せずにはいられません。

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次女 戸田ももみ 中学1年生

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私が前回劇団戸田を見た4年前は、劇団マスコット的存在のように思いましたけれども、芝居もきっちりこなしてしっかり役者になっていました。

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長男 戸田ゆうた

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最近は劇団美松の松川翔也座長と「翔也とゆかいななかまたち」のメンバーとしても活躍していますね。

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長女 花形 戸田凛
芝居も舞踊も余裕があり安定感があり貫禄があります。

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戸田凛と戸川楓恋(とがわかれん)の相舞踊

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戸川楓恋さんは戸田ファミリーと苦楽を共にしてきた座員
ゆかり座長ゆずりの情念の濃い舞踊が魅力です

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しかし楓恋さんは2018年12月をもって劇団戸田を卒業されました。
芝居に舞踊によいパフォーマンスをされていたのになんて残念なのでしょう。

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戸田ゆかり座長

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たまにツイッターで流れてくるゆかり座長の写真を見ますと、お客さんを楽しませるためには何でもやってやろうという芸人魂を感じます。


私はほてる木の芽坂での観劇1日目に胸をうたれて、終演後翌日の観劇お食事コースの予約をしました。
その夜、私は別のホテルに宿泊していたのですが(木の芽坂が満室だったため)、ほてる木の芽坂お客様係のYさんから私の携帯電話に電話がありました。明日の公演のお客さんはひとりになってしまう可能性がありますがそれでもよろしいでしょうか、とのことでした。私以外に食事付き観劇の予約をしたお客さんがいなかったようです。でも今日の観劇でもフリーのお客さんは15人くらい入っていたし、明日も休日。ひとりになることはないだろうと思い、予定通り行きますと答えました。Yさんは、では他のお客さんに声がけしてみますとのことでした。

翌日。お客様係Yさんの読みは的中しました。開演時間になっても公演会場には私しかいません。
ついに観客席に私しかいない状態で舞台の幕が開きました。
劇団に申し訳ないことをしてしまったという後悔の念と、客が自分ひとりという緊張感で落ち着かない私。
芝居の途中でお客さん2名が入ってきてくれました。Yさんが呼んでくれたのでしょう。有難や!
そこからは私の緊張は解け、公演をめいいっぱい楽しみました。
劇団戸田の皆さんはこんな状況でもまったく手を抜くことなくお芝居と舞踊ショーを見せてくれました。

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2日目の観劇のラストショー

振り返って考えますと、この日は10月の3連休の3日目で、芝居の内容が3連休1日目と同じでした(ここは芝居は毎日日替わりではありません)。そしてこの3連休期間にこの地域のあちこちでイベントをやっているよう。なんといっても稲刈りで忙しい時期でもあります。お客様係Yさんは総合的に判断してお客さんが少ないことを予測し、お電話してくださったのでしょう。
そもそも地方の大衆演劇公演では団体のお客さんをメインターゲットとしている公演地が多く(団体の予約が入らないと公演中止というところもある)、「1人で予約」というお客さんは珍しかったのだと思います。

戸田ゆかり座長にうかがいますと、ホテル木の芽坂は地元の皆さんやホテルの皆さんが暖かくてとても好きな公演場所なのだそうです。私はたった2日の滞在ながらそれがわかるような気がしました。
ちなみに次の日は50人以上の団体客の予約が入っているのだとか。


旅役者。ファミリー劇団。家族の生活を守る母。
戸田ゆかり座長と劇団戸田は、大衆演劇という日本の特殊文化の縮図のように思えます。

これからも戸田劇団を応援しています。
観ると元気をもらえる劇団戸田公演。是非、多くの方に足を運んでほしいと思います。


(2018年10月探訪)





越後と日本海と魚市場と旅芝居 「ホテル飛鳥」

越後と日本海と魚市場と旅芝居 「ホテル飛鳥」

かつての日本には「瞽女(ごぜ)」と呼ばれる目の不自由な女性の旅芸人がいました。
江戸時代から昭和の初め頃まで、三味線と唄の芸を披露して村を渡り歩く瞽女の姿が日本各地で見られました。
なかでも越後(新潟)は瞽女の一大拠点でした。瞽女の人数は明治時代後期をピークに減少してゆきましたが、新潟には戦後まで残っていました。瞽女が活躍していた頃の新潟では、人々は瞽女が村にやってくるのを心待ちにしていました。

現在現役の瞽女はいませんが、新潟には瞽女唄の芸を継承しようとしている方がまだいます。その方から上記のような話を聞いたとき、私は新潟の土地柄に興味を覚えました。越後の人々には旅芸人を迎え入れ放浪芸を愛で楽しむ土着的性質が根付いているのではないか、などと勝手に想像したのです。

大衆演劇でたまにでてくる角兵衛獅子(かくべえじし)も越後が発祥の芸能です。
角兵衛獅子舞ははじめは農作業の少なくなる晩秋から春先にかけて地方巡業をしていました。子供が曲芸を取り入れながら舞う姿はどの地方でも大人気だったそうです。やがて専門の職となり江戸や全国を巡業しました。江戸時代に流行った角兵衛獅子は明治になって廃れましたが、昭和になってから発祥の地である新潟県の月潟で伝統芸能として復活しました。

ここ数年の新潟県の大衆演劇公演地を地図に記してみますと、瞽女の拠点があった長岡と角兵衛獅子発祥の地の月潟の間の地域、弥彦山の近くにいくつかあることに気づきます。
下の地図には記していませんが数年前まではまさに弥彦山のふもとの弥彦グランドホテルでも大衆演劇公演が行われていたようです。
新潟・福島地図(新潟強調)_2

私の中に、新潟県の大衆演劇場をひととおり見てみたいなという願望が生まれました。
もちろん、民俗学的な何かを考察しにゆこうというつもりは毛頭ありません。
旅芸人を愛でる地、という勝手なイメージを抱きつつ旅をしてみたいなと思ったのです。

今回は弥彦の近く、日本海沿岸にある「ホテル飛鳥」を訪ねます。
ホテル飛鳥には「寺泊岬温泉」という肩書きが付いています。
まずは寺泊(てらどまり)を観光したいと思います。

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東京から新幹線に乗り長岡駅で下車。
かつては長岡駅の近くから寺泊まで電車が通っていましたが昭和50年に廃業となりました。
長岡駅前バスロータリー12番乗り場に寺泊方面行きバスがでています。

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約70分バスに乗り、「魚の市場通り」バス亭で降りました。
この魚の市場通りは通称「魚のアメ横」と呼ばれていて、海産物を扱う店がずらりと並んでいます。

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平日で早めの時間ということもありあまり人通りが多くありませんでしたが、アジア系観光客の方々をみかけました。

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このような店先の店が多い

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カキやホタテを店先に並べている店もあります。
好きなものを選んで購入すると、その場で殻をむいて食べられるように処理してくれます。

ここからホテル飛鳥までは3kmほど離れています。ホテル飛鳥方面まで行くバスの本数は少ない。
私は事前にホテルに相談し、観光が終わる頃の時間に車で迎えに来てくださることになっていました
約束の時間にやって来たホテルの車に乗り、日本海沿いの国道を北上しました。

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ホテル飛鳥が見えてきました。
このあたりでは一番大きなホテルなのではないでしょうか。
近くにはレストランが何件あります。トリックアート美術館は2017年に閉館してしまったよう。

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ホテル飛鳥そばの国道からの景色。
農閑期の2月。うら寂しい風景。遠くに見えるのは弥彦の山でしょうか。

ホテル飛鳥は毎年2月に大衆演劇公演を行っています。
3月になると農家の仕事が始まります。農閑期の1ヶ月間だけ旅芝居がやってきます。
荒れる冬の日本海。つかの間の旅芸人の到来。何か日本的郷愁を感じてしまう。

さて私を乗せた送迎車はホテルの入口すぐ横に到着し、私はすぐにホテルフロントに案内されました。
私は観劇とお弁当を予約していました。観劇の指定席券を受け取ると、スタッフが2階の劇場入口まで案内しくれました。

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大衆演劇が行われる広間の前で靴を脱ぎます。男性スタッフが靴に靴札をつけてくださいました。
スタッフの皆さんとても対応が丁寧。サービス精神を感じるホテルです。

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大衆演劇会場
広いです。昭和歌謡が流れている。
「低い長テーブルに座布団」はスタンダードな形式ですが、テーブルが全部客席を向いているのがいいですね。多くのセンターではキャパを稼ぐために舞台に対してタテに長机を配置して、机の両側にお客さんを座らせる。そのため狭っ苦しいし見えにくい。このホテル飛鳥の配置があるべき姿だと思います。

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私の予約していた席。昼食は12時からとのことでしたが、11:40に到着した際には机にお弁当が用意してありました。スタッフに11:45に食べ始めるのでそれに合わせてお椀を持ってきてほしいと伝えました。

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ホテル飛鳥の観劇弁当。2段重ね。
豪華!量が多い!
観劇とお弁当で3,700円ですので、それなりのリッチな内容となっています。
時間をかけて完食。お腹いっぱい。

気づくと会場はたくさんのお客さんで賑わっていました。
JAの団体さんが多いみたい。全員合わせると40人以上いたと思います。

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通常の舞台から張り出して増設された舞台。

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花道もしっかり作ってあります

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つなぎ目もしっかりと。
普通の宴会場を大衆演劇場として転用するために仮設花道を設けている会場を多く見てきましたが、これほどちゃんと作ってあるところはそうない。

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後方に貸出用の座椅子等があります。

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ゴージャスなお弁当プランではなく単に観劇だけで来るお客さんももちろんいます。
そんな方のために軽食も販売しています。

13:00大衆演劇公演始まり。
第1部お芝居。
お客さんがとにかくよく笑う。座員の軽いジャブ的なくすぐりでもよくウケる。
正直私はそんなに面白くなかったのだけれども、お客さんの反応がよいと芝居がダレないものだな~と思いました。

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第1部が終わり休憩時間になりますと、男性スタッフ2名がコーヒー、アイス、ジュースはいかがですかと売り歩きます。アイスをいただきました。

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第2部舞踊ショーの様子

舞踊ショーが終わり、ホテルのフロントでチェックインしました。

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私の宿泊部屋の窓から見た日本海
部屋で落ち着いたる後に4階の大浴場へ。ホテル飛鳥は高台にあります。ガラス張りの大浴場からも露天風呂からも眺望が楽しめます。

ホテル飛鳥の演劇公演は昼の部のみです。
私が訪ねた日のみ夜の部の特別公演「花のおいらん祭り」がありました。
当然私はそれも申し込みました。

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おいらんショーが始まる19:30までに夕食を済ませます。
夕食なしの宿泊プランを利用しましたので、夕食はホテル併設のレストランで好きなものをいただくことにします。

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地魚刺身盛り合わせ。ちゃんと魚の表示がしてあるのがうれしいな。
新潟の地酒も旨い。最高だ。

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よい気分になったところで2階の大広間へ。

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おいらんショーの様子

翌日は2階で朝食をとりました。

チェックアウトを済ませ、前日予約しておいたタクシーに乗りました。
次の公演地、海華亭かわいに移動します。

越後と日本海と旅芝居。
期待通りの旅情がありました。


(2018年2月探訪)

りんごが浮かぶ温泉 雪国の大衆演劇場 「ホテルアップルランド」

りんごが浮かぶ温泉 雪国の大衆演劇場 「ホテルアップルランド」

大衆演劇場の多くは1年中公演している常打ちでの興行ですが、中には一年の特定の時期だけ公演を行っているところもあります。
2月あるいは3月のみ興行が行われる大衆演劇場が雪国に多いのは、農業ができず経済活動が停滞し人々が労働に従事する時間が少なくなる時期に娯楽興行への集客が見込まれるからでしょう。

青森県にある津軽南田温泉ホテルアップルランドではここ数年、2・3月に大衆演劇公演を行っています。

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宿泊客は弘前駅から無料送迎してもらえるようですが、私は日帰り観劇なのでローカル線に乗ってアップルランドを目指します。
弘前駅から弘南鉄道黒石線に乗ります。

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約13分で平賀駅に到着。
のどかな駅舎を想像していたのですがこんな立派な駅ビル。

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ここは青森県平川市の中心地のようです。
平川市役所がありました。

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平賀駅から15~20分くらい歩いてアップルランドの入口に着きました。

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アップルランドの建物
屋上に立っているのは・・?

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ここまで歩いている時に遠くからチラチラ見えて気になっていた像。
アップルランドの守護神様でしょうか。

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大衆演劇および日帰り温泉に行く場合は、さっきの像の足元の建物ではなく、その左手にある西館が入口となります。

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西館入口

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玄関
ホテル内は靴履きだがスリッパに履き替えることもできる

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受付で手続き
観劇公演チケットを受け取りました。

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お風呂は1階
大衆演劇場は2階です

アップルランドでの大衆演劇公演は
基本は午後の部 13:30~15:30
金・土・日はそれに加えて午前の部10:00~12:00があります。

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2階大衆演劇場である「岩木の間」への通路

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岩木の間入口
ここで靴・スリッパを脱ぐ
入ってすぐのところにいるスタッフにチケットを渡します

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場内
お客さんでいっぱい。
さすが大型ホテルで団体客が多い印象でした。

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畳に椅子を並べた客席

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前方の座椅子席

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ちゃんと花道をつくってあります

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受付で売っていたみそおでん
大衆演劇場とおでんは親和性が高い(と思う)

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公演中の様子
椅子をな並べただけの客席なので当然前の席のお客さんの頭がかなり視界に入ってくる


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前のお客さんの頭の隙間から捉えた三ツ矢洋次郎座長

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観劇後は1階でお風呂に入りました。
湯船にたくさんのりんごが浮かんでいます。
さすが青森、あすがアップルランド。

キレイで居心地のよい施設。
スタッフの対応にも暖かさを感じました。

春を待つ雪国の人々・・・って何か陰気なイメージを抱いてしまいますが
大衆演劇場はそこに生きる喜びをもたらしてくれます。
地方興行こそ大衆演劇の強み。
雪国での大衆演劇公演がもっと増えるといいなと思います。

(2018年3月探訪)

アクセス良好、木戸銭激安の大阪のミニ大衆演劇場 「遊楽館」

アクセス良好、木戸銭激安の大阪のミニ大衆演劇場 「遊楽館」

東京在住の私はたまに大衆演劇のメッカ大阪に遠征に行きます。
昼の部と夜の部を違う劇場でハシゴするのが基本的な1日の過ごし方。
しかし東京に帰る最終日は、終電の関係で夜の部の舞踊ショーの途中で帰らざるを得ないのが残念。

そんな私に朗報がもたらされたのは2016年のこと。
夜の部を終演まで観ても東京に帰ることができる大衆演劇場が大阪にオープンしました。
それが大阪の十三にできた遊楽館です。
この大衆演劇場は新大阪駅から近いうえ夜の部終演が20時30分なので最後まで観ても東京行きの新幹線に間に合うのです。

十三駅の東口側には木川劇場という大衆演劇場があります。ここは駅から10分以上歩く。
遊楽館は逆の西口側にあります。そして駅から5分という好立地。

十三駅西口を出て短い商店街を抜けると大通りに出ます。
そこからちょっと南(左)に目を転じますと大通りの向こうに「SAKAEMACHI」のゲートが見えます。

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これがその交差点の写真
遊楽館に行くにはこのゲートではなく、建物を隔ててひとつ左隣の路地(写真の黄色矢印)に入ります。

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そこをずんずん進みます。
頭上に「十三一番街」という路地標識が見えます。

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左手にグランドサロン十三の大きな建物現れます。

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ここは夜になるといかにも「夜の街」といった雰囲気

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グランドサロンを過ぎ去って少し歩けば左手に遊楽館が見つかります。
このビルの1階です。

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入口

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入場券は券売機で購入します。

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場内

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左右の壁
この壁の向こうが楽屋でしょうか。

規模が小さい大衆演劇場はたいてい手作り感が溢れていて味わい深い。
遊楽館は「転用して造りました感」に強烈な個性を感じます。

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小さな劇場でもちゃんと花道を設けてくれるのはいいですね。

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座席

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この劇場で一番気になるデザイン?は床。
もとは駐車場か何かだったのでしょうか。

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公演中の様子

「劇場」としての立派さは他の公演場所に劣るかもしれない。
でも大衆演劇ならではの大衆価格で勝負。
なんと木戸銭は1300円。前売り券は1100円です。安い!
気軽にふらっと立ち寄れるのが魅力の劇場です。

さて東京からの旅人の私は遊楽館夜の部観劇後、東京へ帰ります。
十三と新大阪は距離的には近いけれども電車1本では行けない。
まず阪急電車で十三駅から南方駅へ移動。そこから西中島南方駅へ歩いて移動して御堂筋線で新大阪へ。そして新幹線乗車。

大衆演劇場がたくさんあって、いろんな劇団を日々チョイスできる大阪の方々がうらやましいなあ。
帰りの新幹線でそう思わずにはいられません。

でも仮に私が大阪在住だったとしても「旅先で旅芝居を観る」楽しさは求めてしまうんだろうなあ。

(2017年8月探訪)

四国徳島にできた待望の常打ち大衆演劇場 「徳島天満座」

四国徳島にできた待望の常打ち大衆演劇場 「徳島天満座」

徳島にできた常設の大衆演劇場「徳島天満座」は徳島駅から徒歩で約10分のところにあります。
徳島観光の中心、眉山ロープウェイ山麓駅も併設している「阿波おどり会館」からも徒歩で約10分です。
おそらくこの界隈は徳島県の一番の繁華街なのでしょう。

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アクティ21というビル

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この6階に徳島天満座があります。

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ビルの1階
劇団のポスターが貼ってあります

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エレベーターで6階へ

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6階に着きました。
あの黒い扉が天満座入り口

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6階を別の場所から撮影
この正面が天満座
見てのとおりビルの感じからはここに「劇場」があるとは想像がつかない。

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看板

県内外お客様おもてなし地域活性化イベント、期待度満載!!
その1 不定期で阿波の達人が前座にパフォーマンスショー
その2 阿波の一流物産品が当日予約者にはステージ終了後お引き渡し
その3 郷土料理を食事ながら演芸を観覧できる。演芸弁当\1,200より
開演時間 1日1回公演(12:00~15:00)
ふるさと創生ホール 徳島天満座

などと書いてあります。
ここは「ふるさと創生」がキーワードなのですね。

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入口

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中から見た出入口扉
このように入口扉を開ければすぐ劇場
入口入って左側で受付をします

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劇場内
この日はいっぱいのお客さん

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コンパクトな劇場です

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このように舞台面からフラットな高さの通路が客席中央に伸びているのがこの劇場の最大の特徴

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前方にはこのような椅子

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その後ろはこのような座席
この列は後ろの方なので座面が高めになっている。そのため足置きが用意してあります。

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お菓子 1袋100円
この庶民的な感じがいい

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劇場後方はカウンターがあり、その後ろにボトルやらグラスやら。
この施設は大衆演劇場の前はバーやクラブだったのかな。

お品書きが貼ってあります。
コーヒー、うどん、カレー、ビール、あめ湯、焼酎、日本酒、あま酒、アイスモナカ など

私が訪ねた日はきつねうどんを食べているお客さんがいました。

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公演中の様子

この日の公演は劇団あやめ。
姫猿之助座長が活躍する「モンキーカーニバル」の日でした。

実は私は、姫猿之助座長を見たくて徳島天馬座の探訪をこの日にしたのでした。

私は姫猿之助座長を大変注目しています。
まだ若い座長ですが芝居も舞踊も、強烈に観客を惹きつける芸を持っています。そしてアドリブ力の高さとユーモアセンス。
新時代の大衆演劇の座長の象徴のように私は感じています。
しかしながら現時点では劇団あやめは座員が少なく老舗の劇場にのっていないことを残念に思います。

(2017年12月探訪)

プロフィール

notarico

Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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