大衆演芸の中の国定忠治
大衆演芸の中の国定忠治
国定忠治は実在した人物ですが、その活躍は多岐にわたって脚色され、映画・文学・大衆演芸などでさまざまな物語が生み出されました。
本ブログでは大衆演芸において描かれた国定忠治像をご案内いたします。
大衆演劇においては様々な「忠治もの」の芝居がかかっております。
そのルーツとなる、かつて国民に大人気であった頃の国定忠治の物語を知ることで、
忠治の世界を豊かに広げてゆく一助となれば幸いです。
※タイトルをクリックするとそのページにとびます。
■「講談 国定忠治」
昭和24年刊行の講談本「講談 国定忠治」(講談研究会編著)のあらすじを紹介します。
全26話

■浪曲 広沢虎造「国定忠治」
国民的人気を得た浪曲師広沢虎造の「国定忠治」のあらすじを紹介します。
・忠治唐丸篭破り
・火の車お萬
・赤城の血煙り
・名月赤城山
・忠治さすらい(二人忠治~忠治大戸の別れ)
・山形屋乗り込み
■新国劇「極付 国定忠治」(行友李風作)
『赤城の山も今夜を限り…』人口に膾炙した忠治の台詞を生み出した行友李風の戯曲のあらすじを紹介します。
新国劇を大衆「演芸」の枠の中で紹介してはよくないと思いますけれど、後の大衆演劇に多大なる影響を与えた作品ですのでここに掲載させていただきます。
* * *
◇国定忠治の「女」
上に紹介しましたあらすじを読みますと、国定忠治の女房の設定が異なっておりますので補足しておきます。
史実としては国定忠治には三人の女がいたといわれています(正妻の鶴、妾の町、一家を支えた徳)。下仁田にもかねという愛人がいたようです。
大衆演芸においては、行友李風の戯曲では、道案内の川田屋惣次の娘が忠治の女房という設定になっています。
虎造の浪曲では、火の車お万という女侠客が忠治の女房になっています。
講談の方で忠治の妻がどう語られたかは私はわかっておりませんが、講談社の講談本ではお万は越後三条の女侠客ということになっています。
国定忠治は実在した人物ですが、その活躍は多岐にわたって脚色され、映画・文学・大衆演芸などでさまざまな物語が生み出されました。
本ブログでは大衆演芸において描かれた国定忠治像をご案内いたします。
大衆演劇においては様々な「忠治もの」の芝居がかかっております。
そのルーツとなる、かつて国民に大人気であった頃の国定忠治の物語を知ることで、
忠治の世界を豊かに広げてゆく一助となれば幸いです。
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■「講談 国定忠治」
昭和24年刊行の講談本「講談 国定忠治」(講談研究会編著)のあらすじを紹介します。
全26話

■浪曲 広沢虎造「国定忠治」
国民的人気を得た浪曲師広沢虎造の「国定忠治」のあらすじを紹介します。
・忠治唐丸篭破り
・火の車お萬
・赤城の血煙り
・名月赤城山
・忠治さすらい(二人忠治~忠治大戸の別れ)
・山形屋乗り込み
■新国劇「極付 国定忠治」(行友李風作)
『赤城の山も今夜を限り…』人口に膾炙した忠治の台詞を生み出した行友李風の戯曲のあらすじを紹介します。
新国劇を大衆「演芸」の枠の中で紹介してはよくないと思いますけれど、後の大衆演劇に多大なる影響を与えた作品ですのでここに掲載させていただきます。
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◇国定忠治の「女」
上に紹介しましたあらすじを読みますと、国定忠治の女房の設定が異なっておりますので補足しておきます。
史実としては国定忠治には三人の女がいたといわれています(正妻の鶴、妾の町、一家を支えた徳)。下仁田にもかねという愛人がいたようです。
大衆演芸においては、行友李風の戯曲では、道案内の川田屋惣次の娘が忠治の女房という設定になっています。
虎造の浪曲では、火の車お万という女侠客が忠治の女房になっています。
講談の方で忠治の妻がどう語られたかは私はわかっておりませんが、講談社の講談本ではお万は越後三条の女侠客ということになっています。