WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 モール温泉の老舗そして北海道大衆演劇の老舗 「笹井ホテル」
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モール温泉の老舗そして北海道大衆演劇の老舗 「笹井ホテル」

モール温泉の老舗そして北海道大衆演劇の老舗 「笹井ホテル」

北海道、帯広駅から北東方面にほど近く、「モール温泉」で有名な十勝川温泉があります。
モールというのは亜炭を指すドイツ語だそう。この地には太古に自生していた植物が堆積し炭化せずに残った亜炭・泥炭が眠っている。この亜炭層から湧出する温泉は世界でも珍しい泉質をもつという。モールに含まれる「フミン物質」というのが肌をスベスベにして皮膚を再生する作用があるということが観光パンフレットに書かれています。

十勝川温泉の中心地にはホテル・旅館がいくつもあります。
そのうちのひとつ「笹井ホテル」は大正15年創業の老舗。ここで大衆演劇公演が不定期で開催されています。
笹井ホテルのWEBサイトに過去の公演パンフレットが掲載されています。1985年2~4月の公演のものがありますから、30年以上も旅芝居役者を迎い入れてきたことになります。移れば変わる世の習い、10年も経てば大衆演劇公演地が多数なくなってしまうこの業界で、これだけ実績を積んできたのですから、北海道を代表する大衆演劇場といってよいでしょう。

十勝川温泉の由来は明治33年に自然湧出している温湯を住民が利用したのが始まりという。明治末期に湯治場となり、大正時代に温泉旅館ができた頃は「笹井温泉」と呼ばれていたそう。

レンタカーを運転し笹井ホテルに到着しました。

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笹井ホテルの現在の姿

私は宿泊&観劇で利用します。

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客室

客室でしばし落ち着いた後は気になるモール温泉へ。
褐色でぬるぬるした温泉。いかにも肌によさそう。とても気持ちよかったです。

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夕食
「観劇ご宿泊プラン」もありますが、
私は「十勝産牛すきやき付和洋中約50品ビュッフェ」というプランにしました。

翌日。
チェックアウトしてから大衆演劇を観劇します。
昼の部・夜の部とは別れておらず、1日1回昼間に公演があります。

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ホテル入口の公演看板。
今月は劇団三桝屋。ゲストに劇団秀。

私は10時の開場時間を目指して大衆演劇会場へ向かいました。

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1階。この右手の扉が食事会場の大広間。
大衆演劇会場へは、この扉の左手廊下を進んでゆきます。

会場の前の廊下に、受付の紙を貼った講演卓の後ろにスタッフが3名ほどいらっしゃいました。

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大衆演劇会場。広い。

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前方は畳&座布団&低い長テーブル席

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後方はテーブル席

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後方席は靴のまま。前方の畳席に上がる際には靴を脱ぎます。

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前方

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花道

10時の開場から11時の開演までの間に、団体のお客さんが多数到着しました。
あらかじめ席は決まっていたのですが、前方の畳席ではなく後方のテーブル席を希望するお客さんが多く、スタッフが臨機応変に対応。
昨今の大衆演劇場を観察しておりますと、年配のお客さんには、舞台からの距離が遠くなってもいいから座布団席ではなく椅子席を希望するという傾向が強くなってきていると思います。

団体のお客さんはおのおの席を決めますと、お菓子を広げ、缶ビールやお茶なども用意し、あっという間に賑やかな雰囲気に。

開演10分前、10時50分にホテルスタッフ(大衆演劇公演の責任者の方でしょうか)のSさんよりご挨拶がありました。

11時開演。第1部は舞踊ショー。

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舞踊ショーの様子

11時50分頃第1部が終演しました。
劇団挨拶と物販に移ります。
その後またスタッフよりアナウンスがあり、団体のお客さんは食事会場へ移動。

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団体のお客さんの昼食会場。

第2部お芝居は13時から始まります。
開演数分前にまたスタッフのアナウンスがありました。

この日のお芝居は「出世街道」
大衆演劇でよくかかる「浜の兄弟」と同じバリエーションの話。
主演は三桝屋花形真珀達也と劇団秀の千澤秀座長。
私の大好きな市川市二郎座長が出演しなかったのが残念だ。

14時お芝居が終わり、10分の休憩をはさんで、14時10分に第3部舞踊ショーが始まりました。

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市川謙太郎座長の舞踊。
久し振りに拝見しましたがぐっと魅力が増していました。特に女形がいい。

15時5分終演。スタッフのアナウンス。

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送り出し。

何度もスタッフのアナウンスがありました。その様子を見ていますと「大衆演劇でお客さんに楽しんでもらおう」「ゆっくりくつろいで笑顔になってもらおう」という主催者側の思いが伝わってきます。

公演が終わり、ホテルの建物を後にしました。
私は夜にとかち帯広空港から飛行機で東京に帰ります。3~4時間くらい自由に過ごせます。

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まずは、笹井ホテルの敷地の隣にある「ガーデンスパ十勝川温泉」へ。

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十勝を堪能できるレストランとマルシェ。スパは水着で入るモール温泉とのこと。
観光オフシーズンの平日だったためか空いていました。

さてまだ時間があります。どこに行こうか。
帯広と聞いてまず思い浮かべるの豚丼と六花亭。というよりそれ以外は思いつかない。

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「ぶた丼のとん田」でぶた丼をいただきました。

次は六花亭本店へ。
私はマルセイバターサンドが好きなのです。

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六花亭本店にはイートインがあって、東京には売っていない(賞味期限が短すぎて売れない)お菓子を食べることができます。
ぶた丼を食べたばかりですが、スイーツは別腹と自らに言い聞かして六花亭レアスイーツ3種を食べました。
「サクサクパイ」「雪こんチーズ」「マルセイアイスサンド」

お腹いっぱいの状態でとかち帯広空港から帰京しました。

広~い北海道で、大衆演劇公演を行っている場所はわずかしかありません。
長い年月継続してきた笹井ホテルの旅芝居公演が今後も変わりなく続きますように。

(2019年11月探訪)

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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