23年営業を続け生れ変わる、大きな舞台を持つセンター 「天然温泉ユラックス」
23年営業を続け生れ変わる、大きな舞台を持つセンター 「天然温泉ユラックス」
三重県の大衆演劇場、天然温泉ユラックスを2016年12月に訪ねました。
ユラックスは駅から離れた場所にありますので、電車利用の場合は四日市駅からの送迎バスを利用することになります。

四日市駅

バスは近鉄四日市西口のみずほ銀行南側から出発します。
1日3便

12,3分でユラックスに着きました。
靴を靴箱に入れ、靴箱の鍵を渡して受付します。
気になる大衆演劇場を見てみましょう。

ユラックスの大衆演劇場。
天井が高い!

広い!

ここまで舞台が大きいセンターは珍しいのではないでしょうか。

花道も広い

客席はスタンダードなセンター仕様

座席に荷物を置いて長時間離席するお客さんの対策に頭を悩ませているセンターは多いです。
ユラックスでは、係員に申し出ると「お席確保サービス(2時間)」という紙を席に貼ってくれます。

昼食は四日市のB級グルメ、トンテキの定食。

公演中の様子

この日は大衆演劇公演の時間外にビンゴ大会がありました。

私はユラックスの入場券2枚があたりました。ビンゴの景品としてはいい方です。
しかし有効期限までにユラックスを再訪する予定はありません。
となりの席でビンゴをやっていたおじさんに入場券を差し上げました。ユラックスの常連らしき口数の少ないおじさんは受け取ってくれました。
おじさんは、お財布をとりだし、そこから以前のビンゴゲームの景品だったのだろうドリンク無料券を取り出し、口数少なに私に渡しました。
これをきっかけに私とおじさんは少しお話しました。おじさんんは大衆演劇よりビンゴゲームがメインの目的でここに来たのだと。ユーユーカイカンとユラックスでビンゴがある日はそこに行っているとのこと。私は東京から遊びにきたことを伝えました。

おじさんは席を外し、私はドリンク無料券を使ってコーヒーを飲みました。
コーヒーを飲み終わってお風呂に入り、そこから戻ってくると・・・

机にしぐれ煮が置いてありました。
口数少ないおじさんがお土産にと買ってくれたものでした。
親切なビンゴ好きなおじさん、ありがとうございました。

公演中の様子
舞台が大きいとショーもよりダイナミックに感じますね。
私がユラックスを訪ねたのは2016年12月。
館内には、2017年2月から経営者が変わり、夏から秋にかけて大幅リニューアルを行う予定だということが書かれていました。
2017年8月14日ユラックスのホームページに
「ユラックスも残りあと1週間!」というニュースが載りました。
以下その文章を抜粋します。
-----
この生桑町に構えて23年。皆さまのおかげでここまでやってこれました!あと1週間でユラックスとしての営業は終了します。2ヶ月ほどお休みさせていただきますがまた秋には『おふろcafé湯守座』として生まれ変わります!
-----
リニューアル後も大衆演劇公演は行われるようですね。
お知らせには「舞台・大広間を強化」すると書かれています。
どのように生まれ変わるのか楽しみです。
さて、ユラックス探訪の際の旅日記も付記しておきます。
四日市市の南に鈴鹿市がありその下に県庁所在地でもある津市があります。
津市の北部に浄土真宗高田派本山の専修寺(せんじゅじ)があります。
15世紀終わり頃から16世紀の中頃にかけて、浄土真宗の寺院を中心として「寺内町」という自治都市が形成されました。「門前町」とは違う性格を持った「寺内町」は近畿や北陸を中心に発達し、多くは周囲に環濠などがめぐらされました。
「一身田(いっしんでん)寺内町」は専修寺を中心に形成された環濠に囲まれた寺内町です。
明治時代に、宗教団体が境内と墓地以外の領地を統治することが禁止され寺内町は存続できなくなりましたが、一身伝寺内町は今もなお環濠や古い寺院や古い民家があり、往時の面影を残しています。

一身田寺内町の環濠

趣きある町並み

専修寺山門

専修寺如来堂(左)と御影堂(右)
専修寺の御影堂は「ごえいどう」ではなく「みえいどう」と読みます。
浄土真宗では説教が盛んです。
専修寺では毎朝7時にお勤めがあります。説教は江戸時代から今日に至るまで1日も欠くことなく毎日行われてきたそうです。
この日は早朝に専修寺を参拝し、四日市に移動して、11:00発の送迎バスでユラックスに行きました。

四日市土産として笹井屋のなが餅を買いました。
笹井屋の創業は戦国時代の1550年!
なが餅は餡を包んで長く延ばして香ばしく火であぶったお菓子です。
桑名の安永餅など三重県には広く親しまれているようです。

四日市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」
大四日市まつりでは身の丈4.5mという日本一大きなからくり人形「大入道」が登場するとのことで、彼はその子供のようです。
「おふろcafé湯守座」というなんとも現代的なおしゃれな名前に浮かれ変わるユラックス。
リニューアル後はどんなサービスが提供されるのか興味あります。
また三重県を探訪する楽しみができました。
(2016年12月探訪)
三重県の大衆演劇場、天然温泉ユラックスを2016年12月に訪ねました。
ユラックスは駅から離れた場所にありますので、電車利用の場合は四日市駅からの送迎バスを利用することになります。

四日市駅

バスは近鉄四日市西口のみずほ銀行南側から出発します。
1日3便

12,3分でユラックスに着きました。
靴を靴箱に入れ、靴箱の鍵を渡して受付します。
気になる大衆演劇場を見てみましょう。

ユラックスの大衆演劇場。
天井が高い!

広い!

ここまで舞台が大きいセンターは珍しいのではないでしょうか。

花道も広い

客席はスタンダードなセンター仕様

座席に荷物を置いて長時間離席するお客さんの対策に頭を悩ませているセンターは多いです。
ユラックスでは、係員に申し出ると「お席確保サービス(2時間)」という紙を席に貼ってくれます。

昼食は四日市のB級グルメ、トンテキの定食。

公演中の様子

この日は大衆演劇公演の時間外にビンゴ大会がありました。

私はユラックスの入場券2枚があたりました。ビンゴの景品としてはいい方です。
しかし有効期限までにユラックスを再訪する予定はありません。
となりの席でビンゴをやっていたおじさんに入場券を差し上げました。ユラックスの常連らしき口数の少ないおじさんは受け取ってくれました。
おじさんは、お財布をとりだし、そこから以前のビンゴゲームの景品だったのだろうドリンク無料券を取り出し、口数少なに私に渡しました。
これをきっかけに私とおじさんは少しお話しました。おじさんんは大衆演劇よりビンゴゲームがメインの目的でここに来たのだと。ユーユーカイカンとユラックスでビンゴがある日はそこに行っているとのこと。私は東京から遊びにきたことを伝えました。

おじさんは席を外し、私はドリンク無料券を使ってコーヒーを飲みました。
コーヒーを飲み終わってお風呂に入り、そこから戻ってくると・・・

机にしぐれ煮が置いてありました。
口数少ないおじさんがお土産にと買ってくれたものでした。
親切なビンゴ好きなおじさん、ありがとうございました。

公演中の様子
舞台が大きいとショーもよりダイナミックに感じますね。
私がユラックスを訪ねたのは2016年12月。
館内には、2017年2月から経営者が変わり、夏から秋にかけて大幅リニューアルを行う予定だということが書かれていました。
2017年8月14日ユラックスのホームページに
「ユラックスも残りあと1週間!」というニュースが載りました。
以下その文章を抜粋します。
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この生桑町に構えて23年。皆さまのおかげでここまでやってこれました!あと1週間でユラックスとしての営業は終了します。2ヶ月ほどお休みさせていただきますがまた秋には『おふろcafé湯守座』として生まれ変わります!
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リニューアル後も大衆演劇公演は行われるようですね。
お知らせには「舞台・大広間を強化」すると書かれています。
どのように生まれ変わるのか楽しみです。
さて、ユラックス探訪の際の旅日記も付記しておきます。
四日市市の南に鈴鹿市がありその下に県庁所在地でもある津市があります。
津市の北部に浄土真宗高田派本山の専修寺(せんじゅじ)があります。
15世紀終わり頃から16世紀の中頃にかけて、浄土真宗の寺院を中心として「寺内町」という自治都市が形成されました。「門前町」とは違う性格を持った「寺内町」は近畿や北陸を中心に発達し、多くは周囲に環濠などがめぐらされました。
「一身田(いっしんでん)寺内町」は専修寺を中心に形成された環濠に囲まれた寺内町です。
明治時代に、宗教団体が境内と墓地以外の領地を統治することが禁止され寺内町は存続できなくなりましたが、一身伝寺内町は今もなお環濠や古い寺院や古い民家があり、往時の面影を残しています。

一身田寺内町の環濠

趣きある町並み

専修寺山門

専修寺如来堂(左)と御影堂(右)
専修寺の御影堂は「ごえいどう」ではなく「みえいどう」と読みます。
浄土真宗では説教が盛んです。
専修寺では毎朝7時にお勤めがあります。説教は江戸時代から今日に至るまで1日も欠くことなく毎日行われてきたそうです。
この日は早朝に専修寺を参拝し、四日市に移動して、11:00発の送迎バスでユラックスに行きました。

四日市土産として笹井屋のなが餅を買いました。
笹井屋の創業は戦国時代の1550年!
なが餅は餡を包んで長く延ばして香ばしく火であぶったお菓子です。
桑名の安永餅など三重県には広く親しまれているようです。

四日市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」
大四日市まつりでは身の丈4.5mという日本一大きなからくり人形「大入道」が登場するとのことで、彼はその子供のようです。
「おふろcafé湯守座」というなんとも現代的なおしゃれな名前に浮かれ変わるユラックス。
リニューアル後はどんなサービスが提供されるのか興味あります。
また三重県を探訪する楽しみができました。
(2016年12月探訪)