地域活性化のために商店街が立ち上げた大衆演劇場 「明石ほんまち三白館」
地域活性化のために商店街が立ち上げた大衆演劇場 「明石ほんまち三白館」
明石のほんまち商店街に2015年12月にオープンした大衆演劇場「明石ほんまち三白館」を訪ねました。

この写真は明石を代表する商店街「魚の棚(うおんたな)商店街」
魚ん棚商店街の南に進むとすぐに山陽道がありその先に明石海峡を望む明石港があります。
この山陽道はかつての西国街道で明石城の城下町の大通りとして賑わっていた道です。
現在この旧西国街道沿いにあるのが「ほんまち商店街」です。
「明石ほんまち三白館」はほんまち商店街が設置した劇場なのです。

ほんまち商店街の看板
「劇場のあるまち」というキャッチフレーズが書かれています

商店街の壁に貼られたポスター

ここが明石ほんまち三白館
この写真の左の方に魚の棚、右の方に明石港があります

別の角度から

入口
右に見える木戸口で入場券を購入します。

入口左横のモニターでは大衆演劇動画が放映されていました

そのさらに左、同じ建物に「はっ心」という食事処があります

この日は平日にもかかわらず開場前にかなりの行列ができていました。
多くの方が前売り券を手にしていました。

建物内
さきほどの食事処と出入りできる扉がありました

劇場内
160席あります。

座席

フック
あると便利ですよね

前方

下手に立派な花道があります

公演中の様子

この日は大入りでした

ラストショー
明石は戦時中に激しい空襲があり、市街地の多くが焼失しました。
戦後この場所に映画館が建てられ、全国的に映画館経営が不振になってもこの映画館はなんとか営業を続けていました。
地域振興のために本町に大衆演劇場を、という話が持ち上がり、商店街振興組合が映画館の建物を借り受け、劇場用に改修してできたのが三白館とのことです。
私は大衆演劇場にとって何より大切なのは「地域に根ざしていること」だと思っています。
商店街ぐるみで盛り上げて、商店街を利用する人々に親しまれる存在となった三白館は大衆演劇場の理想形のように思えます。
劇場が広く、花道もあり、食事処もある。地元の人々のくつろぎと笑顔がある。
三白館は今後歴史を作って、いずれは関西の大衆演劇場の名だたる存在になるのではないかと思っています。
(2016年10月探訪)
明石のほんまち商店街に2015年12月にオープンした大衆演劇場「明石ほんまち三白館」を訪ねました。

この写真は明石を代表する商店街「魚の棚(うおんたな)商店街」
魚ん棚商店街の南に進むとすぐに山陽道がありその先に明石海峡を望む明石港があります。
この山陽道はかつての西国街道で明石城の城下町の大通りとして賑わっていた道です。
現在この旧西国街道沿いにあるのが「ほんまち商店街」です。
「明石ほんまち三白館」はほんまち商店街が設置した劇場なのです。

ほんまち商店街の看板
「劇場のあるまち」というキャッチフレーズが書かれています

商店街の壁に貼られたポスター

ここが明石ほんまち三白館
この写真の左の方に魚の棚、右の方に明石港があります

別の角度から

入口
右に見える木戸口で入場券を購入します。

入口左横のモニターでは大衆演劇動画が放映されていました

そのさらに左、同じ建物に「はっ心」という食事処があります

この日は平日にもかかわらず開場前にかなりの行列ができていました。
多くの方が前売り券を手にしていました。

建物内
さきほどの食事処と出入りできる扉がありました

劇場内
160席あります。

座席

フック
あると便利ですよね

前方

下手に立派な花道があります

公演中の様子

この日は大入りでした

ラストショー
明石は戦時中に激しい空襲があり、市街地の多くが焼失しました。
戦後この場所に映画館が建てられ、全国的に映画館経営が不振になってもこの映画館はなんとか営業を続けていました。
地域振興のために本町に大衆演劇場を、という話が持ち上がり、商店街振興組合が映画館の建物を借り受け、劇場用に改修してできたのが三白館とのことです。
私は大衆演劇場にとって何より大切なのは「地域に根ざしていること」だと思っています。
商店街ぐるみで盛り上げて、商店街を利用する人々に親しまれる存在となった三白館は大衆演劇場の理想形のように思えます。
劇場が広く、花道もあり、食事処もある。地元の人々のくつろぎと笑顔がある。
三白館は今後歴史を作って、いずれは関西の大衆演劇場の名だたる存在になるのではないかと思っています。
(2016年10月探訪)