城下町にある、殿様の名前を冠した劇場 「新吉宗劇場」
城下町にある、殿様の名前を冠した劇場 「新吉宗劇場」
徳川吉宗は1684年紀州二代藩主徳川光貞の四男として生まれました。兄たちの相次ぐ急逝で紀州藩主となった後、33歳のときに徳川八代将軍となりました。武芸・学問を奨励し、質素倹約がモットーで、木綿を着用し食事も一日二食の一汁二菜。
独立した廟を建てないようにという遺言を残して68歳で亡くなったという。
和歌山駅付近を観光しているとあちこちに「吉宗」の文字を見かけます。

徳川吉宗像

徳川吉宗公誕生地

和歌山城

天守閣から海を眺める
和歌山市民の誰もが吉宗に親しみをもっていることでしょう。
この地に生まれた大衆演劇場に吉宗の名が冠せられるのは自然なことだと思います。
2013年7月にオープンした新吉宗劇場(オープン当時は吉宗劇場)を訪ねました。

新吉宗劇場が入っているビル

葵の御紋の周りに「Wakayama Yoshimune Theater」の文字。
劇場のロゴマークがでかでかとビルに描かれています。

入口

入口前に受付(チケット売り場)があります。
入口入ってすぐ左には鈴蘭という喫茶店があります。
劇場は2階です。

劇場図面
劇場にしてはちょっとかわったレイアウト。

劇場後方より。
劇場内に入ってまず気が付くのが・・・

この柱。
これまでいろいろ大衆演劇場を見てきましたので
舞台の前の目立つところに柱があっても驚かなくなりました。

横から見た舞台前

新吉宗劇場の客席

花道

この日は大入り。
このキャラクターは吉宗公でしょうか。

お客さんは左の方にかたまっていました。
右の方の席にいた私は公演中にその理由がわかりました。
右側の席にいると花道を見ようとすると例の柱が邪魔するのです。
休み時間に席替えをするお客さんが何人かいました。

天井は高い。、
このような広い舞台空間の中だと役者も映える。

しかし舞台の床はそれほど高くない。そして客席の勾配もゆるやかだ。前の席のお客さんの頭が少し気になる。
劇場を設計するにあたり、舞台の高さと客席の勾配の問題は本当に難しいと思う。
写真ではお伝えしにくいのですが
新吉宗劇場はアットホームな雰囲気が魅力です。

劇場出入り口横に置かれているのは「足置き」
座席の高さが合わないお客さんへの配慮でしょう。

1階の喫茶鈴蘭から劇場への出前もやってくれるようです。
終演後、喫茶鈴蘭に入ってみました。

広く明るい喫茶店です。

人気メニューだというオムライスを注文しました。
美味しかった!
(2015年9月探訪)
徳川吉宗は1684年紀州二代藩主徳川光貞の四男として生まれました。兄たちの相次ぐ急逝で紀州藩主となった後、33歳のときに徳川八代将軍となりました。武芸・学問を奨励し、質素倹約がモットーで、木綿を着用し食事も一日二食の一汁二菜。
独立した廟を建てないようにという遺言を残して68歳で亡くなったという。
和歌山駅付近を観光しているとあちこちに「吉宗」の文字を見かけます。

徳川吉宗像

徳川吉宗公誕生地

和歌山城

天守閣から海を眺める
和歌山市民の誰もが吉宗に親しみをもっていることでしょう。
この地に生まれた大衆演劇場に吉宗の名が冠せられるのは自然なことだと思います。
2013年7月にオープンした新吉宗劇場(オープン当時は吉宗劇場)を訪ねました。

新吉宗劇場が入っているビル

葵の御紋の周りに「Wakayama Yoshimune Theater」の文字。
劇場のロゴマークがでかでかとビルに描かれています。

入口

入口前に受付(チケット売り場)があります。
入口入ってすぐ左には鈴蘭という喫茶店があります。
劇場は2階です。

劇場図面
劇場にしてはちょっとかわったレイアウト。

劇場後方より。
劇場内に入ってまず気が付くのが・・・

この柱。
これまでいろいろ大衆演劇場を見てきましたので
舞台の前の目立つところに柱があっても驚かなくなりました。

横から見た舞台前

新吉宗劇場の客席

花道

この日は大入り。
このキャラクターは吉宗公でしょうか。

お客さんは左の方にかたまっていました。
右の方の席にいた私は公演中にその理由がわかりました。
右側の席にいると花道を見ようとすると例の柱が邪魔するのです。
休み時間に席替えをするお客さんが何人かいました。

天井は高い。、
このような広い舞台空間の中だと役者も映える。

しかし舞台の床はそれほど高くない。そして客席の勾配もゆるやかだ。前の席のお客さんの頭が少し気になる。
劇場を設計するにあたり、舞台の高さと客席の勾配の問題は本当に難しいと思う。
写真ではお伝えしにくいのですが
新吉宗劇場はアットホームな雰囲気が魅力です。

劇場出入り口横に置かれているのは「足置き」
座席の高さが合わないお客さんへの配慮でしょう。

1階の喫茶鈴蘭から劇場への出前もやってくれるようです。
終演後、喫茶鈴蘭に入ってみました。

広く明るい喫茶店です。

人気メニューだというオムライスを注文しました。
美味しかった!
(2015年9月探訪)