若水照代&大日方忍 W誕生日公演 @大島劇場 2015.2.11
2015年2月11日 川崎大島劇場で満劇団の特別公演がありました。

若水照代&大日方忍 W誕生日公演
ゲスト
新喜楽座 松川さなえ
劇団駒三郎 南條小竜
まな美座 里見剣次郎
大日方皐扇座長の息子「浪花の若だんな」は大日方忍という名になりました。でも愛称は「若ちゃん」。
皐扇座長の祖母で川崎在住の若水照代先生は、ふだんは関東の劇団にたまにゲスト出演したりしますが、今月は娘(大日方きよみ)と孫(皐扇)がいる満劇団にいらっしゃいます。

満劇団が大島劇場にのったのは十数年ぶりだそうです。

昼の部はいつもより30分早く12時30分開演。
特別公演ですが木戸銭はいつもと同じ1600円。
混むことが予想されましたので、私は早めに劇場に行きました。
劇場内にはいってびっくり。
大島劇場の桟敷席が座布団で埋め尽くされています。多くの座布団は予約席として確保してあるようでお名前を書いた紙が置かれています。紙がのっていない座布団に座ってください、と劇場の方よりアナウンス。
開演時間になりますと大島劇場の客席には見たことがないくらいお客さんが埋まりました。
私はふだんの大島劇場では、お客さんが50人も入ると「ずいぶん混んでるな」という印象を持ちます。でもこの日は、ざっと数えてみただけで、ゆうに100人を超えるお客さんが詰めかけています。客席に上がれなかった方は立ち見しています。
大島劇場でのこれほどまでの盛況は初めて見ました。

第一部「踊る花籠 顔見せミニショーより」
皐扇座長と浪花の小とら
大日方忍の弟小とら君は舞台度胸があるというか、純心に舞台を楽しんでいるというか、天性の大衆演劇役者という感じがします。将来かなりの大物になる予感。
第二部お芝居「めくらのお市 地獄旅」
松川さなえと南條小竜が立ち役、やくざの役というのがうれしい。
立ち役がうまい大衆演劇の女優には、私は松川さなえさんを筆頭にあげたい。私は芝居も舞踊もさなえさんの大ファンなのです。この日はやくざの親分役で、まさに私が好きなさなえさんを見ることができました。
若水照代先生は25歳の娘役。この暴挙はもちろん芝居中にいろんな登場人物からいじられるネタとなり笑いをとっていました。

芝居が終わり口上挨拶に登場したのは、
皐扇座長の母であり若水照代先生の娘である大日方きよみさん。
東京大衆演劇協会演劇部長の林友廣さんの姉でもあります。
特別公演でバタバタしているので座長のかわりに挨拶に登場。
きよみさんは19歳まで川崎で育ったそうですが、今は完全に大阪のおばちゃんで関東弁はしゃべれないとか。
子供の頃、大島劇場の布団部屋や近くのお寺で弟(林友廣)と遊んでいて母(若水照代)に叱られたエピソードなどを楽しくお話しされました。
以下第三部舞踊ショーの写真

大日方忍女形「ありのままで」

衣装を一枚脱ぐと背中にオラフが

若水照代先生の歌謡ショー

お客様から衣装をいただきました

特別ゲスト 松川さなえ
やっぱさなえさんカッコイイ~

特別ゲスト 南條小竜

特別ゲスト まな美座 里見剣次郎の女形
とても美しい指先の所作に見とれてしまった。
寄生獣ではないけれど美しく妖しい別個の生き物が両手に宿っているかのよう。
剣次郎さんの本名は照代先生が名付け親だそうです。

大島劇場客席の黒山の人だかり

ややシースルーな衣装に煙草。ワイルドな皐扇座長。

まだまだ元気な若水照代先生
(ボケボケの写真ですみません)
若水照代先生が踊りの最中に懐から何かの束を取り出して客席にばらまいていました。
私は運よくそのひとつをキャッチしました。

それは大入袋でした。
中には浅草寺の干支絵馬が入っていました。
篠原会長が手配してくれたもののようです。

大日方忍「ぐでんぐでん」
からのラスト「酒持ってこい」

ラストショー

ショーの後の挨拶。
孫・祖母のツーショット。
電報が発表されました。
なんと恋瀬川翔炎座長からでした。
翔炎座長の本名も照代先生が名付けたそうです。

誕生日ケーキが用意されました。
大日方満先生は芝居には出演しましたが舞踊ショーには登場せず。裏方としてケーキを用意したりロウソクに火をつけたりしていました。
若水照代先生の本当の誕生日は前日の2月10日。77歳になったそうです。

ひ孫の小とら君から若水照代先生にお祝いのメッセージ。
その最後に「遺産を残してね。僕だけにね」というセリフを放たれ、ズッこける照代先生。
大盛況の誕生日公演が終わりました。
照代先生が自ら手配した今朝つきたての紅白もちがお客さん全員にプレゼントされました。


紅白もちは白→紅の順に食べるそうです。
夜の部は、芝居・舞踊とも取り替えての公演とのこと。
演題は「極道の妻」
どんな配役なのかが気になる。
しかし他の用事があったので昼の部だけを見て帰りました。
満劇団の舞台に立つ若水照代先生はとても楽しそうでした。
来年の2月も満劇団が大島劇場にのるといいな。

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若水照代&大日方忍 W誕生日公演
ゲスト
新喜楽座 松川さなえ
劇団駒三郎 南條小竜
まな美座 里見剣次郎
大日方皐扇座長の息子「浪花の若だんな」は大日方忍という名になりました。でも愛称は「若ちゃん」。
皐扇座長の祖母で川崎在住の若水照代先生は、ふだんは関東の劇団にたまにゲスト出演したりしますが、今月は娘(大日方きよみ)と孫(皐扇)がいる満劇団にいらっしゃいます。

満劇団が大島劇場にのったのは十数年ぶりだそうです。

昼の部はいつもより30分早く12時30分開演。
特別公演ですが木戸銭はいつもと同じ1600円。
混むことが予想されましたので、私は早めに劇場に行きました。
劇場内にはいってびっくり。
大島劇場の桟敷席が座布団で埋め尽くされています。多くの座布団は予約席として確保してあるようでお名前を書いた紙が置かれています。紙がのっていない座布団に座ってください、と劇場の方よりアナウンス。
開演時間になりますと大島劇場の客席には見たことがないくらいお客さんが埋まりました。
私はふだんの大島劇場では、お客さんが50人も入ると「ずいぶん混んでるな」という印象を持ちます。でもこの日は、ざっと数えてみただけで、ゆうに100人を超えるお客さんが詰めかけています。客席に上がれなかった方は立ち見しています。
大島劇場でのこれほどまでの盛況は初めて見ました。

第一部「踊る花籠 顔見せミニショーより」
皐扇座長と浪花の小とら
大日方忍の弟小とら君は舞台度胸があるというか、純心に舞台を楽しんでいるというか、天性の大衆演劇役者という感じがします。将来かなりの大物になる予感。
第二部お芝居「めくらのお市 地獄旅」
松川さなえと南條小竜が立ち役、やくざの役というのがうれしい。
立ち役がうまい大衆演劇の女優には、私は松川さなえさんを筆頭にあげたい。私は芝居も舞踊もさなえさんの大ファンなのです。この日はやくざの親分役で、まさに私が好きなさなえさんを見ることができました。
若水照代先生は25歳の娘役。この暴挙はもちろん芝居中にいろんな登場人物からいじられるネタとなり笑いをとっていました。

芝居が終わり口上挨拶に登場したのは、
皐扇座長の母であり若水照代先生の娘である大日方きよみさん。
東京大衆演劇協会演劇部長の林友廣さんの姉でもあります。
特別公演でバタバタしているので座長のかわりに挨拶に登場。
きよみさんは19歳まで川崎で育ったそうですが、今は完全に大阪のおばちゃんで関東弁はしゃべれないとか。
子供の頃、大島劇場の布団部屋や近くのお寺で弟(林友廣)と遊んでいて母(若水照代)に叱られたエピソードなどを楽しくお話しされました。
以下第三部舞踊ショーの写真

大日方忍女形「ありのままで」

衣装を一枚脱ぐと背中にオラフが

若水照代先生の歌謡ショー

お客様から衣装をいただきました

特別ゲスト 松川さなえ
やっぱさなえさんカッコイイ~

特別ゲスト 南條小竜

特別ゲスト まな美座 里見剣次郎の女形
とても美しい指先の所作に見とれてしまった。
寄生獣ではないけれど美しく妖しい別個の生き物が両手に宿っているかのよう。
剣次郎さんの本名は照代先生が名付け親だそうです。

大島劇場客席の黒山の人だかり

ややシースルーな衣装に煙草。ワイルドな皐扇座長。

まだまだ元気な若水照代先生
(ボケボケの写真ですみません)
若水照代先生が踊りの最中に懐から何かの束を取り出して客席にばらまいていました。
私は運よくそのひとつをキャッチしました。

それは大入袋でした。
中には浅草寺の干支絵馬が入っていました。
篠原会長が手配してくれたもののようです。

大日方忍「ぐでんぐでん」
からのラスト「酒持ってこい」

ラストショー

ショーの後の挨拶。
孫・祖母のツーショット。
電報が発表されました。
なんと恋瀬川翔炎座長からでした。
翔炎座長の本名も照代先生が名付けたそうです。

誕生日ケーキが用意されました。
大日方満先生は芝居には出演しましたが舞踊ショーには登場せず。裏方としてケーキを用意したりロウソクに火をつけたりしていました。
若水照代先生の本当の誕生日は前日の2月10日。77歳になったそうです。

ひ孫の小とら君から若水照代先生にお祝いのメッセージ。
その最後に「遺産を残してね。僕だけにね」というセリフを放たれ、ズッこける照代先生。
大盛況の誕生日公演が終わりました。
照代先生が自ら手配した今朝つきたての紅白もちがお客さん全員にプレゼントされました。


紅白もちは白→紅の順に食べるそうです。
夜の部は、芝居・舞踊とも取り替えての公演とのこと。
演題は「極道の妻」
どんな配役なのかが気になる。
しかし他の用事があったので昼の部だけを見て帰りました。
満劇団の舞台に立つ若水照代先生はとても楽しそうでした。
来年の2月も満劇団が大島劇場にのるといいな。

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