WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 2017年09月
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居酒屋の2階にできた大衆演劇場 「がんこ座」

居酒屋の2階にできた大衆演劇場 「がんこ座」

2017年1月、大阪泉佐野市に新しい大衆演劇場「がんこ座」が生まれました。

大阪の大衆演劇場は下町にあるイメージがありあすが、がんこ座の最寄り駅は「りんくうタウン」といういかにも近代的な名前の駅です。
海上に浮かぶ関西国際空港への玄関口のような駅です。

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りんくうラウンの駅

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駅から数分歩くと「りんくうプレミアムアウトレット」があります。全国のアウトレットの中でもここは規模が大きいと思います。

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アウトレットの近くから見た駅方面

がんこ座はりんくうタウン駅と泉佐野駅の間くらいの、近代都市の雰囲気から離れた場所にあります。

りんくうタウン駅から歩いてがんこ座を目指しました。

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途中で振り返ると、駅近くの未来的建物が見えました。

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到着しました。

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正面

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入口
看板に、「1F旬彩がんこ屋 2Fがんこ座」と書いてります。
そう、ここは居酒屋と大衆演劇場が合体した施設なのです。

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1階に受付があります。ここで木戸銭を支払います。

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1階居酒屋スペース

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がんこ座は2階へ

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2階劇場入口
意匠が凝っていていいですね。

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がんこ座場内
何かオーナーさんの大衆演劇を愛する心が伝わってくるような造形で好感を持ちました。

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がんこ座後方

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前方
花道もあります

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入場料に飲み物付きとのことだったので、席を確保した後、1階でコーヒーをいただきました。

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公演中の様子

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公演中の様子その2

この日の公演は姫猿之助座長率いる劇団あやめ。

実は私は劇団あやめを見るのはこの日が初めてでした。
ずっと気になっていたのですが、なかなか見る機会が訪れませんでした。

もちろん姫猿之助座長を観るのは独立してからは初めてです。
芝居も舞踊も、おもしろくてかっこよくてファンになりました。
見るものをひきつける存在感がありますね。また、芝居のアドリブがとても面白い。

以下猿之助座長の写真をお届けします。

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もう一人とても気になった役者さんがいました。

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山戸一樹さん

自然体ながら芸魂を感じる方です。
芸人であることに誇りを持ちまた楽しんでいることが伝わってきます。こちらも見ていて楽しくなります。
あやめの本メンバーではなくゲスト出演なのでしょうか。

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口上挨拶の様子

私は大衆演劇の夜の部を観た後は、劇場の近くで飲むことが多い。
この日は夜の部終了後、すぐにがんこ座を後にしてしまいましたが、今度きたときは観劇&居酒屋のセットので楽しんでみたいと思います。
居酒屋のがんこ屋をネットで調べると、食事をしながら観劇できる、と書いてあります。実際この日はお二人だけテーブル付きの席に座っていらっしゃいました。予約しておくとテーブル付きの席にセッティングしてくれるのかもしれません。これも次回確認したいと思います。

(2017年8月探訪)

琵琶湖を臨む巨大スパリゾート 「スパリゾート雄琴あがりゃんせ」

琵琶湖を臨む巨大スパリゾート 「スパリゾート雄琴あがりゃんせ」

2014年、琵琶湖の近くのニューびわこ健康サマーランドに琵琶湖座という大衆演劇場ができました。
そして2016年1月、琵琶湖の近くにまた新たな大衆演劇場が生まれました。

オープン間もない2016年2月に「スパリゾート雄琴あがりゃんせ」を訪ねました。

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JRのおごと温泉駅から送迎バスがでています。
この写真は駅のホームから駅前ロータリーを見下ろしたところ。

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スパリゾート雄琴あがりゃんせの送迎バス

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約5分であがりゃんせに着きました。

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あがりゃんせ外観
ちょっと逆光です

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夕方の外観

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大衆演劇場は「あがりゃんせ劇場」と呼ぶようです

あがりゃんせは朝10時から営業。
到着したときはちょうど10時前で大勢のお客さんが建物前に集まっていました。

開館後も受付カウンター前には大行列。
受付の列に並んでいると隣のおばちゃんに声をかけられました。
クーポンを持っているかと聞かれて、ないと答えると・・・

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なんと入館半額券と観劇券をくれました。
オープニングキャンペーンで配布されていたチケットなのでしょう。おばちゃんありがとう!
関西の大衆演劇場の入口前でおばちゃんに声をかけられて割引券などをいただいたことはこれまでにも何度もありました。

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受付を済ませ、大衆演劇座席券を受け取りました。

ここは通常の入館料にあがりゃんせ劇場の観劇は含まれていません。
劇場での観劇には別途料金がかかります。
逆に、観劇のみ利用の入場料金があるようです。

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開演時間まで食事処で昼食をとりました。

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あがりゃんせ劇場入口

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劇場内
真ん中の柱が気になる・・・

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前方

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サイド

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後方

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劇場では軽食&お酒をいただくことができます

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公演中
口上挨拶の様子

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舞踊ショー

このフロアの天井が低く、舞台面の低いのであまり見やすくはありません。
ただしセンターならではのアットホーム感はあります。

ここに来て、スパリゾート雄琴あがりゃんせの運営会社を知りびっくりしました。
あの中華そばの天下一品グループが経営しているとのこと。

ずいぶん昔、私が大学生だった頃、大阪に旅行に行き、帰省中だった友人に連れられて入ったのが道頓堀にあった天下一品でした。当時天下一品はまだ東京には進出していませんでした。私はこのラーメンをとても気に入り、数年後わざわざ京都の北白川総本店まで天下一品の中華そばを食べに行きました。今でもたまに東京の天下一品で中華そばをいただきます。
あがりゃんせの中にも天下一品があるのかな?と思いましたがないようでした。

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入口付近に飾ってあった中華そばのどんぶり。

このどんぶりを見ていると、近くであるご老人が入ってくるお客さんに挨拶をしていました。
しばらく後、館内のポスターの写真を見て、先ほどの方は天下一品グループの代表、屋台のラーメン屋から一大クループを築き上げた木村勉さんであることがわかりました。まだオープン間もないので自分の目でいろいろ確認しているのでしょう。

帰りも送迎バスを利用して駅に行きました。

滋賀・京都界隈には大衆演劇場が少ないです。
あがりゃんせが京滋地区の大衆演劇文化の大きな灯となってほしいです。

プロフィール

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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