WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 2015年12月
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商店街の中のミニ芝居小屋 「光命座」

商店街の中のミニ芝居小屋 「光命座」

JR和歌山駅のすぐ近くにある「みその商店街」は、昔は賑わっていたもののここ数年は活気をなくしシャッター通り化している、地方にありがちな状況に陥っている商店街です。
そんな商店街に活気を取り戻すべく、2015年5月に大衆演劇場「光命座」がオープンしました。

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みその商店街の駅に近い入口。

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別の入口

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タテとヨコに幾筋かの通路が交差する商店街はアーケードになっています。
交差点の一角に光命座がありました。

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別の角度から

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光命座入口。
商店街の通路に面していきなりフスマの入口があります。

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本日の演目
入口前のサンダルは送り出し時の役者さん用

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「営業中」「出入口」手書きの貼紙。

フスマをあけてすぐ右手に受付があります。
受付を済ませてのれんをくぐると客席。客席は土足禁止なのでのれんの前にあるビニール袋をとって靴を入れます。

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光命座後方より
キャパ50名ほどのとても小さな芝居小屋。

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前方は座椅子席

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後方は椅子席

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売店は受付を兼ねています

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お弁当

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この日は花組むらさきの公演。
南條すゝむ組長の歌。

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三代目南條のぼる座長とその息子。
座長はまだ20歳かな。若いパパ座長。

役者とお客さんとの間で会話がはずむ、小さい芝居小屋らしいフレンドリーな雰囲気。
休憩時間には劇場のスタッフが小さいザルにアメ玉を入れてお客さんに配っていました。

昔ながらの商店街に大衆演劇場があるのはうれしいものです。
小さな劇団の活動の場となる小さな劇場が軌道に乗ることは大衆演劇界にとってとても大事なことだと思います。
光命座がこれからさらに賑わって多くのお客さんをみその商店街に呼び入れてほしいと思います。

(2015年8月探訪)


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劇団颯 解散公演 @大島劇場 2015年11月

私が好きな大衆演劇劇団のひとつ劇団颯(はやて)は2015年11月の公演をもって解散してしまいました。

芝居も舞踊も口上挨拶もそつなくきっちりした颯馬一気(そうまかずき)座長。
いたずら心とユーモアがあって舞台を和らげてくれる颯まさき座長。
この兄弟座長による、適度にゆるく、わかりやすく、程よいテンポの芝居がとても好きでした。
退団した座員の穴を埋めるかのように若手がどんどん成長してきて、これからが楽しみだと思っていたので、解散の知らせはとても残念でした。
この名残惜しい気持ちに衝き動かされるかのように今回のブログに着手しました。

劇団颯
 座長 颯馬 一気
 座長 颯 まさき
 花形 颯馬 春
 颯馬 一斗
 颯 元気
 颯 紫龍
 望月 京太郎
 香月 千鶴
 颯馬 海斗

解散後は「颯馬」のチームと「颯」のチームに分かれて活動するようです。
つまり座長も分かれ、若手座員も分かれます。

劇団颯の最後の夜公演(11月28日)と解散公演(11月29日昼の部)で撮った写真を載せ、私の劇団颯の思い出をこのブログに閉じ込めたいと思います。


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颯馬一気座長

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颯まさき座長

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一気座長の女形

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まさき座長の女形

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花形 颯馬春
一気座長の息子です。

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颯馬一斗
17歳。春の弟。

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颯元気
19歳。

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颯紫龍
17歳。

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香月千鶴

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颯馬海斗
17歳。修行中の若手。照明を担当しながら舞台にも立っています。

舞踊に出なかったので写真はありませんが、忘れてはならないのが、というか絶対に忘れられないのが望月京太郎さん。
京太郎さんの演技好きだったなあ。
特にやくざの親分(悪役)役はいろんな意味でインパクトありすぎて最高だった。
またどこかで京太郎さんの演技が見られるだろうか。

今回の公演を最後に「春・一斗」と「元気・紫龍」は別れ、それぞれ違う道を進みます。
解散公演はこの4人の舞台が印象的でした。

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左から、元気、春、紫龍、一斗。

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春・一斗のイケメン兄弟によるショー。
「夢」の権化の春と「現実」の権化の一斗がせめぎ合い刀を交える。

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背中に大きく「颯」と書かれた着物をはおり、絆を確かめ合うかのように踊る元気・一斗・紫龍の三人。

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元気のソロ舞踊の途中で乱入?する一斗と紫龍。紫龍が着ている着ぐるみは何だろう。

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元気と一斗。明日から離れ離れ。

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紫龍のソロから一斗のソロへ。紫龍は思わず一斗に抱きついてしまう。照れ笑いしている一斗。

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春。劇団颯としては最後の女形。

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紫龍のラストソロは女形。途中で感極まってしまい、涙を流しながらの舞踊。
見ている私もつられてウルウル。

劇団颯、最終公演のラストショーは両座長と若手4名による舞踊。

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劇団颯、さようなら!

といってももう会えないわけではありませんね。
今後の新天地での活躍を楽しみにしています。
特に若手のみんなガンバレ!


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<大江戸温泉物語で大衆演劇>紀行③ 大阪「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」

<大江戸温泉物語で大衆演劇>紀行③ 大阪「大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン」

大阪の大衆演劇場は劇場がほとんどでセンターは少ない。
その数少ない大阪のセンター公演地だった箕面温泉スパーガーデンは2011年11月に大衆演劇公演を終えてしまいました。(その最後の公演探訪日記はこちら

その後、箕面温泉スパーガーデンは大江戸温泉物語としてリニューアルされ、2013年10月から大衆演劇公演が再開されました。

新しくなったスパーガーデンを見に再び箕面を訪れました。

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阪急箕面駅のホーム。
あの巨大な建物が山の中に見える。

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例の巨大エレベーターも変わらずそびえている。

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エレベーターを上って進むと自然と建物の入口にたどりつく。というか入口にしか行けない。
以前はスパーガーデンに用がない人は素通りできたような気がする。

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受付。
以前の昭和の香りがプンプンする雰囲気は消滅し、いかにも現代的な娯楽施設といった内装に様変わりしている。

入場用のリストバンドを受け取ったらゲートを通過して、いよいよ大江戸温泉物語ワールドへ。
鳥居が連なる回廊を進みます。

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回廊の先の玄関口で靴を脱ぎます。下足袋が置いてあります。

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ザッツ大江戸温泉物語な広場

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エレベーターのピクトも提灯に描かれていてかわいい。

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大衆演劇は2階「箕面座」で行われる。昔同様とても広い。

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ステージにはせり出し舞台がついている。
それを3方向から囲むように前方の座椅子席がセッティングしてある。

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座椅子席。
全国どの座椅子席でも発生する問題が、「前の席との距離が狭くて足が伸ばせない」でしょう。
ここの座椅子席間の間隔は、ちょうど足を伸ばせる幅でした。

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前方座椅子席の後ろは、テーブル&座椅子の席。

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テーブル席&椅子の席もあります。

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なんとこたつの席もある。さすがにここは人気のよう。

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せり出し舞台

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フロアのサイドには食事を注文できるお店が並んでいます。

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箕面座で行われる公演は大衆演劇だけではありません。
さすが大江戸温泉物語、いろいろな企画を用意しています。

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メインの施設であるお風呂に入りました。
ツルツルの湯で気持ち良い。いかにもお肌によさそう。

お風呂も全面的にリニューアルされていました。
改装前の浴場はめちゃめちゃ味わい深かった。お風呂だけはあの雰囲気を残してもらったらうれしかったんだけどなあ。

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改装前に名物?だった昭和レトロなゲームセンターはなくなりました。
そのかわり懐かしの家庭用ゲーム機(ファミコン)コーナーはすごく充実しています。

お風呂とゲームを楽しんだら大衆演劇公演の時間近くになりました。

開演の数分前、箕面座の客席をとりまくカーテンが閉ざされました。
「暗転」をできるようにすることは演劇公演場所として必須ですね。

客席エリアの片隅にPA卓がありました。ここで音響操作をしているのでしょう。普通の演劇では当たり前のことですが、大衆演劇でPA卓が客席側にあるのはめずらしい。
刀がチャリーンと斬り結ぶ音や生身をズバッと斬る効果音がちゃんと動きに合っていました。

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舞踊ショーの様子

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天井にはミラーボール。
私はセンター公演におけるミラーボールの照明効果が好きです。

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館内着(浴衣)を着ているお客さんは客席にはほとんどいませんでした。
箕面座にはほぼ芝居目当てで来ている方が多いのでしょうか。

とてもきれいで快適な施設でした。
大江戸温泉物語とのコラボにより大衆演劇がもっといろんな場所で広まるといいなと思います。

(2015年3月探訪)

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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