蔵造りの街並みを大衆演劇役者がお練り 「川越湯遊ランド」
昔ながらの建物が多く残る埼玉県の川越は「小江戸川越」と称されることが多く、東京からの日帰り観光に人気がある街です。
川越には「湯遊ランド」という大衆演劇場があります。
この大衆演劇場の一番の特筆すべき点は月に1度「お練り」が行われていることです。
近江飛龍劇団が初めて湯遊ランドにのった月のお練り開催日に川越に行ってきました。

駅の近く、クレアモールという商店街のなかに「湯遊ランド」はあります。

入口

このエスカレーターを上がって2階に湯遊ランド・ホテル三光の受付があります。
ここは健康ランドでもありホテルでもあります。ホテルの宿泊者は大衆演劇をはじめ館内の施設を無料で利用できます。
エスカレーターの右手にビデオモニターがあって大衆演劇公演の動画が流れています。このようなビデオをPR用に流しているところは珍しい。
2階で受付を済ませました。
大衆演劇公演は13時からです。
この日は11時から屋外でお練りがありますので、その見学のためにいったん施設の外に出ることになります。

お練り見学目的で一時的に外出したいとフロントで申し出るとこのような外出券をもらえます。

スタート地点は駅に近い大通り。
劇団と湯遊ランドの関係者が集まっています。

車に乗る近江飛龍座長。紅い着物に紅いキセルが粋。
まだ出発前ですが、すでに熱心なファン数名が座員を囲んで写真を撮っています。
お練りが出発しました。
賑やかなお囃子で盛り上げている一番先頭の山車は地元の方々が牽いているようです。

クレアモールを通る一行。

「小江戸蔵里(こえどくらり)」という蔵が立ち並ぶ観光ゾーンに入りました。

そこの広場でお披露目。
この後、お練りは湯遊ランド前を通過して、大正浪漫夢通り~蔵造りの街並み~駄菓子屋横丁のあたりまで行ってから引き返してきます。
私は最後までお練りを追いかけずに途中で湯遊ランドに戻りました。

3階に大衆演劇公演が行われる小江戸座があります。

小江戸座があるフロアには「大阪せんば多幸一」という食事処もあります。またちょっとした企画ものもやっています。
川越の名物といえばサツマイモ。干し芋のつかみどりコーナーがありました。

小江戸座内

タオルで席とり。
センター公演のツラいところは客席が窮屈なところです。ここ小江戸座の席間隔も狭い。
大きな男性はあぐらをかいてもきついのではないでしょうか。

花道

前方から後方を見たところ。
張り出し花道があります。

お昼頃はかなり賑わっていました。

整理券配布の注意書き。
「整理券配布は朝6時から」「整理券配布に並ぶにあたっては場所とり禁止」ということが書かれています。
この注意内容から、ここがかなり賑わっている大衆演劇場であることがうかがいしれます。
12時頃、お練り開始から約1時間後に劇団一行は帰ってきました。小江戸座前を通って楽屋に戻ります。
13時に昼の部開演。
飛龍劇団が川越にのるのはこの月が初めて。私は座席を事前に予約しておりかなり前の方で体を小さくして観劇していました。どうやら私の回りは大阪(というか関西弁圏)からおっかけでやってきたご婦人方が多数いる模様。席が狭くてかなわんわ、という文言だったかどうかは忘れましたがそんな内容のぼやきが聞こえてきます。センターが少なくほとんどが劇場の大阪を根拠としている方はこういう環境は慣れないだろうと思います。
お芝居の外題は「上尾の三兄弟」
上尾は川越からそう遠くない埼玉県の街です。川越に来たばかりなので地元の人に親しみやすそうな演目にしたとのこと。

舞踊ショー。紙吹雪が舞っている瞬間。
江戸の風情が残る街で大衆演劇役者がお練りをするというのは素敵なアイデアだと思います。
たまたま観光に来ていた人も興味を持つことでしょう。
川越は散策していて楽しい観光地です。大衆演劇ファンの方は一度で二度楽しい旅ができると思います。
川越には「湯遊ランド」という大衆演劇場があります。
この大衆演劇場の一番の特筆すべき点は月に1度「お練り」が行われていることです。
近江飛龍劇団が初めて湯遊ランドにのった月のお練り開催日に川越に行ってきました。

駅の近く、クレアモールという商店街のなかに「湯遊ランド」はあります。

入口

このエスカレーターを上がって2階に湯遊ランド・ホテル三光の受付があります。
ここは健康ランドでもありホテルでもあります。ホテルの宿泊者は大衆演劇をはじめ館内の施設を無料で利用できます。
エスカレーターの右手にビデオモニターがあって大衆演劇公演の動画が流れています。このようなビデオをPR用に流しているところは珍しい。
2階で受付を済ませました。
大衆演劇公演は13時からです。
この日は11時から屋外でお練りがありますので、その見学のためにいったん施設の外に出ることになります。

お練り見学目的で一時的に外出したいとフロントで申し出るとこのような外出券をもらえます。

スタート地点は駅に近い大通り。
劇団と湯遊ランドの関係者が集まっています。

車に乗る近江飛龍座長。紅い着物に紅いキセルが粋。
まだ出発前ですが、すでに熱心なファン数名が座員を囲んで写真を撮っています。
お練りが出発しました。
賑やかなお囃子で盛り上げている一番先頭の山車は地元の方々が牽いているようです。

クレアモールを通る一行。

「小江戸蔵里(こえどくらり)」という蔵が立ち並ぶ観光ゾーンに入りました。

そこの広場でお披露目。
この後、お練りは湯遊ランド前を通過して、大正浪漫夢通り~蔵造りの街並み~駄菓子屋横丁のあたりまで行ってから引き返してきます。
私は最後までお練りを追いかけずに途中で湯遊ランドに戻りました。

3階に大衆演劇公演が行われる小江戸座があります。

小江戸座があるフロアには「大阪せんば多幸一」という食事処もあります。またちょっとした企画ものもやっています。
川越の名物といえばサツマイモ。干し芋のつかみどりコーナーがありました。

小江戸座内

タオルで席とり。
センター公演のツラいところは客席が窮屈なところです。ここ小江戸座の席間隔も狭い。
大きな男性はあぐらをかいてもきついのではないでしょうか。

花道

前方から後方を見たところ。
張り出し花道があります。

お昼頃はかなり賑わっていました。

整理券配布の注意書き。
「整理券配布は朝6時から」「整理券配布に並ぶにあたっては場所とり禁止」ということが書かれています。
この注意内容から、ここがかなり賑わっている大衆演劇場であることがうかがいしれます。
12時頃、お練り開始から約1時間後に劇団一行は帰ってきました。小江戸座前を通って楽屋に戻ります。
13時に昼の部開演。
飛龍劇団が川越にのるのはこの月が初めて。私は座席を事前に予約しておりかなり前の方で体を小さくして観劇していました。どうやら私の回りは大阪(というか関西弁圏)からおっかけでやってきたご婦人方が多数いる模様。席が狭くてかなわんわ、という文言だったかどうかは忘れましたがそんな内容のぼやきが聞こえてきます。センターが少なくほとんどが劇場の大阪を根拠としている方はこういう環境は慣れないだろうと思います。
お芝居の外題は「上尾の三兄弟」
上尾は川越からそう遠くない埼玉県の街です。川越に来たばかりなので地元の人に親しみやすそうな演目にしたとのこと。

舞踊ショー。紙吹雪が舞っている瞬間。
江戸の風情が残る街で大衆演劇役者がお練りをするというのは素敵なアイデアだと思います。
たまたま観光に来ていた人も興味を持つことでしょう。
川越は散策していて楽しい観光地です。大衆演劇ファンの方は一度で二度楽しい旅ができると思います。