オリエンタルなビンゴの殿堂 「東洋健康ランド 岐阜」
岐阜県にあるセンター「東洋健康ランド」を訪ねました。

名鉄岐阜駅近くに「無料バス待合所」があります。
たいていの健康ランドは駅前から送迎バスがでていますが、このように専用の待合所の建物があるのは初めて見ました。
なかなかレトロな趣きがあります。これから目指す大衆演劇場への期待感が増します。
送迎車は待合所でお客さんを乗せた後、JR岐阜駅前でもお客さんを拾って郊外へ向かいました。

ここが東洋健康ランド。
広い駐車場があります。

正面入口。
建物の造形といい屋根の上の電飾といい、施設名のとおりオリエンタルな何かを感じさせます。
電飾看板は左から「サウナ」「ミストバス」「プール」「東洋健康ランド」「檜風呂」「食事」「大小宴会」「コンパ」「カラオケ」「健康と美容・レジャーの殿堂」
でた!『殿堂』の文字。私の経験上、自ら『殿堂』と謳っている大衆演劇場は昭和の香り高い味わい深い施設であることが多い。
この看板だけでなく、この健康ランドはお客さんへの文字情報がとても多いです。

出入口のガラス扉にも掲示がいっぱい。

1回のロビーの一角に積まれていた品々。
「炎のビンゴゲーム」の掲示があります。ビンゴの景品のようです。

イベントカレンダーを見ると、毎日2回のビンゴゲームがプログラムされています。
「ビンゴ」「炎のビンゴ」「謝恩ビンゴ」「スーパービンゴ」「特別ビンゴ」「特別無料ビンゴ」
どういう違いがあるのだろう。
とにかく、ここは大衆演劇だけでなくビンゴにも力を入れているよう。
私は夕方前にこの施設に来ました。
この日の夕方のプログラムは
18:00~スーパービンゴ
19:00~大衆演劇(舞踊ショー)
でした。
ビンゴゲームと大衆演劇公演は1階の大広間レストランで行われます。

「大広間レストラン」 実にわかりやすい名前の部屋です。
かなり広い。

前方はカーペット。
タオルで席とり。

後方は畳。
座椅子(200円)や腰掛椅子(310円)の貸出もあります。

張り出しミニ花道

花道

セルフの給水器。この施設はとにかくハリガミが多い。
ビンゴゲームの時間が近づくと老若男女が手にカードを持って大広間に集まります。
多くのお客さんがカードを10枚持っており、それをテーブル上に並べています。ここでは当たり前の光景なのでしょうが私は最初少し異様な感じがしました。
一般的なレクリエーションで行うビンゴでしたら、ひとり1枚カードが配られて当たる確率もみんな一緒というのがふつうだと思います。
ここでは持ちカードの制限はないようです。カードをたくさん持ってもらうことで(商品もたくさん用意して)よりエキサイトしてもらおうという趣向のようです。
ビンゴに参加したけど自分のカードに全然穴があかなくて途中で悲しい気分になってしまった、という経験は誰しもあるでしょう。たくさんカードがあればそういう思いをしなくて済みます。

ビンゴカードは5枚、10枚とまとめて売っています。正確には商品を買ったオマケとしてビンゴカードがついています。そういう仕組みにしないとなにかの都合が悪いのでしょう。
18時。
射幸心に満ちた静かなオーラが部屋じゅうに充満するなか、「スーパービンゴ」が始まりました。
商品は100点用意してあるとのこと。
手慣れた感じの男性従業員が次々に当たり番号を読み上げてゆきます。
それを補助スタッフの女性が表示します。

とても立派なそして昭和な感じのビンゴ当たり番号表示版。
ビンゴにあたったら、何かの景品があたるクジを引けるというルール。
だから早くビンゴしたからとっていい景品になるわけではありません。勝負はその後のクジ運。
特賞は「扇風機」「炊飯器」「スチームクリーナー」でした。
あとは「マット」「観葉植物」「クッション」「タオル」といったあたりさわりのないもの。
「招待券1枚」「ビンゴカード引き換え券」「食事券」「ポテトフライ券」「コーヒー券」「コロッケ券」といった券ものも多かったです。
商品だけみるととても庶民的なビンゴです。
18:35ビンゴ終了。あれだけ多くの商品をビンゴでさばくのに35分で終わりました。さすがにビンゴ運営慣れしています。

レジャーの殿堂にはもちろんゲームコーナーもあります。
みたことのないマシーンだ。

これは一体何なのでしょうか。
微妙に謎めいた雰囲気をもっている温泉ランド。
メイン施設であるお風呂もかなりオリジナリティがありました。
なんと浴場の中にプールがあるのです。子供が泳いでいました。
建物の屋根の上の電飾看板の「プール」はこのことだったのか。
19時に舞踊ショーが始まりました。
夜の部は、火と金はお芝居もやるけれどそれ以外の日は舞踊ショーのみ。何でこんな中途半端な感じなのだろう。

劇団勇舞におおみ劇団がゲスト参加していました。
帰りも無料送迎バスを使って岐阜駅へ移動しました。
利用料金も安く、地元の庶民の方々が気軽にくつろぎにゆく健康ランドだと思います。
庶民の生活とともにある大衆演劇の姿をここでも見ることができました。
(2013年8月探訪)

名鉄岐阜駅近くに「無料バス待合所」があります。
たいていの健康ランドは駅前から送迎バスがでていますが、このように専用の待合所の建物があるのは初めて見ました。
なかなかレトロな趣きがあります。これから目指す大衆演劇場への期待感が増します。
送迎車は待合所でお客さんを乗せた後、JR岐阜駅前でもお客さんを拾って郊外へ向かいました。

ここが東洋健康ランド。
広い駐車場があります。

正面入口。
建物の造形といい屋根の上の電飾といい、施設名のとおりオリエンタルな何かを感じさせます。
電飾看板は左から「サウナ」「ミストバス」「プール」「東洋健康ランド」「檜風呂」「食事」「大小宴会」「コンパ」「カラオケ」「健康と美容・レジャーの殿堂」
でた!『殿堂』の文字。私の経験上、自ら『殿堂』と謳っている大衆演劇場は昭和の香り高い味わい深い施設であることが多い。
この看板だけでなく、この健康ランドはお客さんへの文字情報がとても多いです。

出入口のガラス扉にも掲示がいっぱい。

1回のロビーの一角に積まれていた品々。
「炎のビンゴゲーム」の掲示があります。ビンゴの景品のようです。

イベントカレンダーを見ると、毎日2回のビンゴゲームがプログラムされています。
「ビンゴ」「炎のビンゴ」「謝恩ビンゴ」「スーパービンゴ」「特別ビンゴ」「特別無料ビンゴ」
どういう違いがあるのだろう。
とにかく、ここは大衆演劇だけでなくビンゴにも力を入れているよう。
私は夕方前にこの施設に来ました。
この日の夕方のプログラムは
18:00~スーパービンゴ
19:00~大衆演劇(舞踊ショー)
でした。
ビンゴゲームと大衆演劇公演は1階の大広間レストランで行われます。

「大広間レストラン」 実にわかりやすい名前の部屋です。
かなり広い。

前方はカーペット。
タオルで席とり。

後方は畳。
座椅子(200円)や腰掛椅子(310円)の貸出もあります。

張り出しミニ花道

花道

セルフの給水器。この施設はとにかくハリガミが多い。
ビンゴゲームの時間が近づくと老若男女が手にカードを持って大広間に集まります。
多くのお客さんがカードを10枚持っており、それをテーブル上に並べています。ここでは当たり前の光景なのでしょうが私は最初少し異様な感じがしました。
一般的なレクリエーションで行うビンゴでしたら、ひとり1枚カードが配られて当たる確率もみんな一緒というのがふつうだと思います。
ここでは持ちカードの制限はないようです。カードをたくさん持ってもらうことで(商品もたくさん用意して)よりエキサイトしてもらおうという趣向のようです。
ビンゴに参加したけど自分のカードに全然穴があかなくて途中で悲しい気分になってしまった、という経験は誰しもあるでしょう。たくさんカードがあればそういう思いをしなくて済みます。

ビンゴカードは5枚、10枚とまとめて売っています。正確には商品を買ったオマケとしてビンゴカードがついています。そういう仕組みにしないとなにかの都合が悪いのでしょう。
18時。
射幸心に満ちた静かなオーラが部屋じゅうに充満するなか、「スーパービンゴ」が始まりました。
商品は100点用意してあるとのこと。
手慣れた感じの男性従業員が次々に当たり番号を読み上げてゆきます。
それを補助スタッフの女性が表示します。

とても立派なそして昭和な感じのビンゴ当たり番号表示版。
ビンゴにあたったら、何かの景品があたるクジを引けるというルール。
だから早くビンゴしたからとっていい景品になるわけではありません。勝負はその後のクジ運。
特賞は「扇風機」「炊飯器」「スチームクリーナー」でした。
あとは「マット」「観葉植物」「クッション」「タオル」といったあたりさわりのないもの。
「招待券1枚」「ビンゴカード引き換え券」「食事券」「ポテトフライ券」「コーヒー券」「コロッケ券」といった券ものも多かったです。
商品だけみるととても庶民的なビンゴです。
18:35ビンゴ終了。あれだけ多くの商品をビンゴでさばくのに35分で終わりました。さすがにビンゴ運営慣れしています。

レジャーの殿堂にはもちろんゲームコーナーもあります。
みたことのないマシーンだ。

これは一体何なのでしょうか。
微妙に謎めいた雰囲気をもっている温泉ランド。
メイン施設であるお風呂もかなりオリジナリティがありました。
なんと浴場の中にプールがあるのです。子供が泳いでいました。
建物の屋根の上の電飾看板の「プール」はこのことだったのか。
19時に舞踊ショーが始まりました。
夜の部は、火と金はお芝居もやるけれどそれ以外の日は舞踊ショーのみ。何でこんな中途半端な感じなのだろう。

劇団勇舞におおみ劇団がゲスト参加していました。
帰りも無料送迎バスを使って岐阜駅へ移動しました。
利用料金も安く、地元の庶民の方々が気軽にくつろぎにゆく健康ランドだと思います。
庶民の生活とともにある大衆演劇の姿をここでも見ることができました。
(2013年8月探訪)