WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 熊本・栖本温泉河童ロマン館
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天草の自然豊かな町の温泉施設 「栖本温泉河童ロマン館」

天草。
かつて私にとって憧れの地でした。
ひょんなことから「隠れキリシタン」に興味を持ち、関連する本を収集。長崎市や平戸市、海を渡って五島列島まで隠れキリシタンの史跡めぐりをしました。当時の私にとっては天草四郎のゆかりの土地「天草」は是非探訪したいと思っていた場所。しかし長崎からの交通の便が悪く、短期の休暇しかとれなかった私は天草行きを断念したのでした。
あれから数年。隠れキリシタン熱は冷め、大衆演劇場をめぐることが好きな人になっていました。あの天草にも大衆演劇場があることに気づいたのはいつだったか。一体どんな場所なのだろうとちょいちょい思いをめぐらせていた折に、なんと熊本出張の仕事の話が。かつての天草行きたい熱がよみがえってきました。仕事ついでに天草に行ってしまおう。
かくして私は、大衆演劇場+天草四郎資料館を訪ねる旅に出たのでした。

熊本市から車で天草へ。一口に天草と言っても、実はいろんなパーツというか島に分かれています。
今回目指す「栖本温泉河童ロマン館」というメルヘンチックな名前の施設は上島にあります。上島の先が、天草市役所を置く本渡という街がある大きな下島です。

カーナビをたよりに上島を縦断する山道を走ります。目指す栖本という土地が近づいてきても周りが開けてくる気配がありません。日本の大衆演劇という文化の興味深い点は、それは大衆演劇場探訪の魅力でもありますが、市街地ではない人気のまばらの土地に忽然と公演場所が存在するところ。都会の劇場に慣れている者の目線からすれば秘境劇場とでも呼びたくなるような公演地が全国に点在しています。

ようやく栖本の町に到着。あるHPでは熊本市からここまで車で2時間10分と案内されていました。
道路沿いに民家。あとは山、田んぼ、向こうは漁港、海。美しい自然の町。静かな町。
ロマン館は海に近い場所に建っていました。

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海側から見るとこんな風景。中央がロマン館。

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アングルを変えて、山側から見た景色。右がロマン館。左は海。

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こんな静かな町のいったいどこからお客さんが集まるのでしょうか。
それはやはりバス送迎により離れた町から団体さんを連れてきているのですね。

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栖本温泉河童ロマン館はその名のとおり温泉施設。建物はキレイです。


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入口。
営業時間AM10:00~PM9:30
ここからは土足禁止。靴は下駄箱に入れます。

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フロント。

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レストラン。注文はとなりのフロントで行います。

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レストランの奥が大衆演劇場。

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後方より。

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前方より。
予約席には札が置いてあります。この日が団体さんの予約で多くの席が埋まっていました。

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舞台

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後方の椅子席。ゆったり見ることができる椅子席はやはり一番人気でしょう。予約札がついています。

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公演中の様子。

公演が終わって、団体さんは館の前で待ち構えていたバスに乗り込み地元の町へ帰ってゆきました。

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この日は天草の中心地本渡に宿を求めました。
本渡までロマン館から車で20分ほどです。
本渡の街の掲示板でロマン館の公演のポスターを見つけました。

夜ふらっと入った店は老夫婦二人で切り盛りしている居酒屋。
40年ほど前にはここ本渡にも大衆演劇場があったそう。

ここを探訪したのが2012年6月。
その後、11月をもってロマン館での大衆演劇公演は終わってしまいました。温泉施設としては営業を続けています。ひとつの土地で大衆演劇の灯が消えてしまうのはさみしいことです。
プロフィール

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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