WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 名古屋・鈴蘭南座
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これぞ昔ながらの芝居小屋 「鈴蘭南座」

名古屋の鈴蘭南座は私がとても好きな大衆演劇場です。

何十年前と変わっていないだろう雰囲気を持つ、ノスタルジーを覚えずにはいられない芝居小屋。
昔ながらの味わいが好きな方には(大衆演劇を観たことがなくても)おすすめしたい劇場です。
以下、鈴蘭南座での観劇の様子をご紹介します。


鈴蘭南座の地図上の最寄駅は名鉄瀬戸線の森下駅ですが、交通の要所大曽根駅からも歩ける距離にあります。
大曽根駅にはJR、地下鉄名城線、名鉄瀬戸線などが乗り入れております。名古屋駅からはJRで約12分です。

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JRを大曽根駅から向かう場合は北口で降ります。

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北口改札を出て左方向へ。
大きな交差点にガストが見えます。
ガストの右から大通り沿いにまっすぐ進みます。

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しばらく歩きますと、「くすり」の大きな赤い看板がある交差点で、大通りはなだらかに左にカーブします。
大通りの向こうに大きなマンションと「中京銀行」が見えます。
横断歩道で大通りを渡って、マンションと中京銀行の間の道(図の青矢印)に入ります。

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すぐにYの字になります。左の道をまっすぐ進みますと左手に鈴蘭南座があります。

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鈴蘭南座の賑やかな建物は住宅街の中にあります。
この写真の左に見える道が先ほど通ってきた道です。
ちなみにここからすぐ北には「スズラン通り」があります。

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「芝居小屋鈴蘭南座」「興趣満点」「今、大衆演劇が面白い!」
この看板の文字がどう変わるのか毎月みてみたい。

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大曽根駅および地下鉄平安通り駅より送迎バスも出ています。

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入口横の看板
「たっぷり魅せます沸かせます!」

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建物に入りますとすぐに受付があります。
ここで木戸銭を支払います。

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木戸銭1900円。鈴蘭南座のホームページにある割引券をプリントアウトして持参すると前売り料金(1700円)で入れます。
「老人券をお求めの方は老人であるむねを言って頂き証明になる物を提示してください。」

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受付の壁に劇団からのご祝儀袋らしきものがたくさんはってある。ボロボロになって原型をとどめていないものもある。いつ頃から貼ってあるのだろうか。

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避難経路図

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受付前のロビーから劇場内へ。

建物外観からロビーに至るまで昭和的なセンスにあふれておりましたが、この扉をくぐると本格的なタイムスリップ体験ができます。

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鈴蘭南座劇場内。この薄暗さが昭和なムードをいっそう助長している。
座席はありません。畳+ジュータン敷きのフロアーの好きな場所に座を定めます。
貸し座椅子100円、貸し座布団50円。

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予告掲示。
場内の古めかしい質感とこの掲示の艶やかなデザインとのバランスがとてもいい。

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劇場内後方でジュースやお酒を販売しています。

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名物「おでん」500円。

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おでんと駅前のコンビニで買ってきた缶チューハイを並べて開演を待つ。

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賑わう場内

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場内後方

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開演が近づいて場内が暗くなりますと、定式幕の鈴蘭南座の文字と金のしゃちほこの絵が浮かびあがります。

以下、公演中の様子。
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昭和的なものを愛する私にとって本当にくつろげる場所です。
ただ、トイレが男女共用というところは昔ながらではあるけれども、やはりちょっと使いにくい。

「芝居小屋」という語がここまでマッチする劇場で今も毎日のように公演を行われていることをうれしく思います。いつまでも続いてほしいと願っています。

(2014年9月探訪)

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台風で休演となった「鈴蘭南座」の内部をちょっと見学

この日、名古屋は台風15号の接近により集中豪雨が発生、名古屋市では100万人に避難勧告が出され、JR・名鉄など主要鉄道も運休、という大変なことが起こっていたのですが、あまりニュースをチェックしない旅人だった自分は正常に運行している地下鉄で移動していたこともあり、今日は雨が強くてマイッタな程度にしか思っていませんでした。
鈴蘭南座の近くの大曽根駅に着くと、この交通の要所では多くの人々が立ち往生していました。交通網がかなり混乱していることがわかりました。

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と思いつつも自分はあんまり気にかけず、めざす店に歩いて行き「うなぎ釜飯」とビールを注文。のんきにも外の状況を忘れて名古屋の味を堪能していました。店でケータイのニュースをチェックしたところ、どうもこのあたりの鉄道が麻痺しているよう。これはお客さんが芝居観にこれないな、と思いましたがとりあえずここから約10分歩いて鈴蘭南座に行ってみました。

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鈴蘭南座は一部電気はついていたものの、ひっそりとしていました。
入口扉は施錠されています。
そこにこの小屋の方と思われるおじさんがあらわれました。聞くとやはり夜の部は休演となったようです。
「入口に「休演」ぐらい貼っとけばいいのになあ」「ちょっと前はこんなに道路が水浸しになっていて大変だった」「今日昼の部の終了直後に夜の部の中止が決まった。昼は貸切だったけど帰りの手配が大変だった」などとおじさんはおっしゃっていました。
せっかく来たので中を見学させてほしいと願いでると、一瞬だけちょっと困った表情をされましたが、快く対応してくださいました。

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裏口から中に入れていただきました。
ひと目見るなりそのノスタルジー溢れる趣きにくらくらしそうでした。昔から何もかわっていないのだろうことがどこを見ても伝わってきます。シーラカンスを初めて見た学者の感動はこのようなものに近かったに違いない。

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客席が畳敷きの劇場で、自分が行ったことがあるのは篠原演芸場と川崎大島劇場。僕は大島劇場に「サ・昭和ノスタルジー」を感じていたのですが鈴蘭南座はさらにその上をいくようです。

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何十年という歴史を刻んできた舞台。

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花道。この木の質感。この狭さ。

短い時間でしたが僕にとっては我を忘れるかなり恍惚なひとときでした。
おじさんにお礼をして劇場を出ました。

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劇場入口にある看板。
「昔ながらの名物芝居小屋」と書かれています。
まさにその通り。今度こそ是非ここで昔ながらに芝居を見たいです。
(2011年9月)
プロフィール

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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