WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 埼玉・メヌマラドン温泉ホテル
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「メヌマラドン温泉ホテル」で「劇団銀鈴座」を観る

メヌマラドン温泉ホテル。
「ホテル」と名が付くのですから宿泊はできるのでしょうけれども、それにまつわる情報はネット検索では一切ひっかかりません。それどころか、このホテルにどのような施設があり、いかなるサービスが提供されているのかなども怖いくらいに情報が見つかりません。わかっているのはここで大衆演劇が行われているということ。
このように(外部者からみれば)謎に満ちた公演場所が北関東にはたくさんあります。
正月休みを利用して車でメヌマラドン温泉ホテルを訪ねました。

埼玉県の最北部妻沼(めぬま)町は2005年に熊谷市と合併し、このホテルの所在地住所も熊谷市となりました。
ホテルからは熊谷市のみならず近郊の群馬埼玉の町まで送迎バスルートが整備されています。
もちろん団体客には個別の送迎サービスもあります。

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妻沼の中心地と思われるところからちょっと離れたとことにありました。

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ここはホテルでもありレジャーセンターでもあります。
ラドン温泉・大衆演劇・ゲートボール・グラウンドゴルフ・カラオケが楽しめます。
写真はゲートボール場入口。屋外コートの他立派な屋根つきコートもありました。
お芝居の後、舞踊は観ないでゲートボールする方もいらっしゃいました。

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写真左は宿泊コース案内。
1泊2食付7日間29,500円。素泊まり10日間32,000円。20日間、30日間の料金も記載されています。
そう、ここは大衆演劇の客層としては珍しい「団体の宿泊客」が多いのです。
ちなみに個人宿泊は「2名様より1人1泊2食付き5,300円より」とのこと。

右は森川康夫座長率いる劇団銀鈴座のポスター。
銀鈴座は、座長、花形(座長の奥さん)、その娘3人から成るたった5名のまさにファミリー劇団。

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12:00~13:00お芝居
14:00~15:00舞踊ショー
お芝居の外題も貼り出されています。

入場料は1,200円。受付で割引入場券(980円)をたくさんもらえました。
2回目以降は1,000円以下で温泉とお芝居(ゲートボールもゴルフも)が楽しめるのですね、おトク!

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大広間。ここでお芝居を観ます。食事もここで食べます。
お芝居の時間になっても、食事中のお客さん、おしゃべりを続けるお客さんはたくさんいました。今ではお芝居の時間にラーメンをすする音が聞こえるようなフランクな雰囲気のセンターはだいぶ減ってしまったのではないでしょうか。

この日のお芝居は「母の誕生日」。座長が三枚目、三姉弟の末っ子の三郎役。板付きで登場した座長はこの雰囲気はお手のものとみえてさっそく客席とコミュニケーションを始めます。役者は連泊のお客さんの名前を覚えていて芝居の中でうまくいじっていました。客席からも役者へ声がけしやすい雰囲気でとてもアットホーム。
座長はアドリブも上手く(=お客さんをのせるのが上手く)、シーンにメリハリをつけつつとても巧みにお芝居をコントロールしていました。まさに大衆演劇のプロです。とてもいいお芝居でした。

銀鈴座はたった5人の劇団。出番の合間をぬって役者が照明の操作をする現場は初めて見ました。

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お芝居の後はお客様の時間=カラオケタイム。

14時から舞踊ショーです。
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森川康夫座長の三番叟

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花形森川寿美江

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森川友葉

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森川未来 今年成人式だそうです

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森川千枝 中学1年生

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フィナーレ。
お客さんも手を振っています。
この、舞台と客席との壁のなさ。いつまでもこうあってほしい。メヌマの雰囲気こは郷愁を誘う心地よさがあります。

この後ラドン温泉に入りました。これがとても気持ちよかった。温度が高くないからじっくり浸かれます。
このサービス、この雰囲気、この料金。地元の常連の方が多いことでしょう。ネット等での情報発信は確かに不要かもしれません。

劇団銀鈴座の今後の活躍も注目・応援したいと思います。
(2011年1月)
プロフィール

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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