WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 岩手・山桜桃の湯
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新館がオープンした「山桜桃の湯」で気になりすぎるつばさ準之助座長の舞踊を堪能

新館がオープンした「山桜桃の湯」で気になりすぎるつばさ準之助座長の舞踊を堪能

岩手県にある大衆演劇場「山桜桃の湯」を9年7か月ぶりに訪ねました。

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一ノ関駅。
前回は世界遺産平泉の観光がてらレンタカーで行きましたが今回は電車で一ノ関駅に来ました。

私は旅先での移動手段は極力タクシーを使わないようにしています。
だが駅から桃の湯までは遠い。なおかつ桃の湯方面に向かうバスはない。
仕方なくタクシーで行くことにしました。

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一ノ関駅からタクシーで10分で着きました。料金は1,890円(消費税8%)。
(ちなみに帰りも桃の湯から一ノ関駅へタクシーで移動しました。やはり1,890円でした)

ここは本館入口。10年前と変わりない。
視線を左の方に向けると、、

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本館に隣接する広い土地に新しい建物ができていました。
ここは2018年11月にオープンした山桜桃の湯の新館「〜世界遺産の隠れ宿〜果実の森」なのです。

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本館の玄関。
靴は下足箱にしまいます。

私はこの日ここに宿泊しますがチェックインにはまだ早い。
まずは大衆演劇昼の部を見ます。

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山桜桃の湯は2階建て。ここは1階廊下。左手にボディケア、右手に大浴場、奥には岩盤浴やリラックスルームがあります。

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大衆演劇場「桃の湯劇場」も1階。
この先にあります。

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桃の湯劇場

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畳の上に低いテーブルと座布団。基本の形。

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後方の席

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前方

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花道

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貸し座布団

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桃の湯劇場は持ち込み禁止です。
その代わり売店があります。
軽食やコーヒーの他、ビールやつまみもあります。

この日の公演は劇団つばさ。
私はつばさ準之助座長がゲスト出演する公演は観たことがありましたが、劇団つばさとしての観劇は初めてです。

つばさ準之助座長はずっと気になっていたのですが、
2019年3月に「エンタメ特化型情報メディアスパイス」に掲載されたお萩さんの記事『大衆演劇の入り口から[其之三十五]  気になりすぎて!舞踊の名手・つばさ準之助座長に新潟でロングインタビュー』を読んでさらに気になる度がグレードアップしていました。

5歳で舞台に立ってから舞踊一筋。37歳で「つばさ準之助」という名になり大衆演劇にかかわるようになったとのこと。
当初は舞踊だけのゲスト出演だったのが、今や劇団つばさとして大衆演劇の公演をうっている。2019年で43歳。
大衆演劇劇団の座長とはいえ役者としてのキャリアはまだ浅い。山桜桃の湯ではどんな公演を見せてくれるのか。

昼の部は13時開演。第一部お芝居は「上方土産」
これは落語の「風呂敷」を大衆演劇に移し替えた喜劇です。
「舞踊の人」のイメージが強かった準之助座長、お芝居いいじゃないですか!反射神経がいいですね。相手の会話にアドリブも交えてすぐリアクションできる。小気味よく会話が進む。リズムとテンポのよさはやはり舞踊のステージで培ったものなのだろうか。

お芝居が14時に終わり、休憩をはさんで第二部舞踊ショーが14時30分に始まりました。

つばさ準之助座長の舞踊はとてもかっこよかった。
当然のことながら動きがきれい。一連の動きに一般的な大衆演劇舞踊にはない緩急があるように思いました。動きの序破急とでも申しましょうか。ある動きは常に次の動きを見てみたいという興趣を誘う。そんな流れるような所作に私はひきこまれていました。
また、ある舞踊では何かに取り付かれて本能にまかせて舞っているようにも見え、自由の翼を獲得した者のみが纏うことができるオーラのようなものを私は感じていました。
座長は女形2、立ち2、相舞踊1、ラストショーと6本も出てくれましたけれども、私はもっと見てみたいという贅沢な望みを抱いていました。

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つばさ準之助座長の女形

さて、劇団つばさでは私の目が釘付けになった役者さんがもうひとりいました。

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それが つばさ真琴さん。

お客さんを楽しませようとすることに対する意欲と才能がすごい。真琴さんの舞台を見ていると楽しく幸せな気分になります。
福の神度・芸人度の高い稀有な女優さんではないでしょうか。

他の座員さんもみんな一生懸命さが伝わってきて好感が持てました。

つばさ準之助座長とつばさ真琴さんは一度はまったら抜け出せないような魅力をお持ちの役者さん。
すでに多くのファンを獲得していることでしょう。
私は劇団つばさとしての関東公演を待ち望んでおります。

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桃の湯劇場でのラストショー

昼の部終了後チェックインしました。
本館の客室は2階にあります。

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お部屋にはいってひと段落したら温泉へ。
桃の湯は源泉かけ流しと十七種のお風呂が自慢。

夕食は別館のレストランでバイキング。

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レストランの客席。
桃の湯は落ち着いた木目調を基本としたアジアンなデザインがコンセプトのようです。
アジアンといっても、HPで「大人のための癒し空間」と謳っているとおり、高級リゾート地の高級ホテルのような格調があります。
それでいてチラシなどは手作り感があって、スタッフの愛想もよく親しみが持てます。

バイキングは種類が多く、なにより落ち着いた雰囲気だったのが良くて満足しました。

夕食後はまた桃の湯劇場へ。
20時から始まる夜の部は舞踊ショーのみ。

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夜の部でもつばさ準之助座長の舞踊を堪能

一夜あけて翌朝。
朝食会場はなんと、昨年オープンしたばかりの世界遺産の隠れ宿果実の森にあるレストランでした。

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洗練されたデザインの廊下
桃の湯本館→別館→果実の森と移動します。

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自然に囲まれた宿の窓から朝の陽が差し込む

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ここは果実の森の客室エリアだろうか。とにかく雰囲気がいいです。
果実の森は全客室に源泉かけ流しの檜風呂があるとのこと。

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朝食バイキング会場もかっこいい。

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ロビー。
この他、ジャズが流れる喫茶室もありました。

ここは高級アジアンリゾートと温泉の両方が体験できる大人のための宿。
お値段が気になりますがリーズナブルなプランもあるみたい。
平泉を車で旅行する方にはこの宿をおすすめしたいですね。

東北地方の旅の途中、思いがけず別世界のくつろぎを得ました。
また劇団つばさが乗ることがあったら訪ねたいです。

(2019年9月探訪)

東北の郊外にできた新しいセンター 「山桜桃の湯」

東北旅行がてら、一関の山桜桃の湯に宿泊しました。
一関駅からしばらく車で走れば宅地は見えなくなります。めざす宿はさらに山の方に。
下界から隔絶されたかのような高台の上に桃の湯はありました。

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新しい施設とあって、さすがに中はキレイでピカピカ。
1階の大きな広間が劇場です。

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廊下壁のポスター

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かなりスペースがあります。

お客さん入るのだろうか?の心配も杞憂でした。かなり熱心のおばさま方が大勢来ています。大衆演劇のファンというより劇団(座長)目当てでしょうか。

住宅街から離れた場所に大衆演劇を観劇できるホテルや健康ランドが全国的にオープンしていますが、どのような経営判断で大衆演劇を招致することにしたのか興味があります。どのようにマーケティングしているのでしょうか。自分が経営学部の大学生だったら研究テーマにでもしてみたい。

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(2010年1月)
プロフィール

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Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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