北九州市にあるリゾートホテルで旅芝居公演 「アクティブリゾーツ福岡八幡」
北九州市にあるリゾートホテルで旅芝居公演 「アクティブリゾーツ福岡八幡」
福岡県にある不定期の大衆演劇公演地、アクティブリゾーツ福岡八幡を訪ねました。
小倉駅からJR鹿児島本線で博多方面へ4駅目、枝光駅が最寄り駅です。
私の職場に枝光で生まれ育ったという方がいて、どんな場所ですかと訊いたことがあります。
「近くにスペースワールドというテーマパークがあった」とのこと。
ただそのテーマパークも数年前に閉園し、今はとりたてて紹介するものはない普通の街のようです。
今回私が訪ねたアクティブリゾーツ福岡八幡は大きなリゾートホテル。
かつてはスペースワールドに遊びに行く多くの観光客がお世話になったことでしょう。
大衆演劇公演は2011年から始まったようです。
このホテルが「Active Resorts 」名を冠するようになったのは2018でそれ以前は「北九州八幡ロイヤルホテル」という名だったようですね。演劇グラフの「不定期劇場・センター」のページによく「〇〇ロイヤルホテル」の名を目にします。
一般的に演劇の劇場やビジネスホテルの立地は人口の多い栄えた都市の駅の近くが良いとされるでしょう。
しかし全国各地に展開しているロイヤルホテルは、リゾート観光目的の旅行者がメインターゲットでしょうから、あんまり人がごちゃごちゃしていない場所かつ豊かな自然観光地の近くに多く建っていると思います。
つまり、ロイヤルホテルは、あまり商業演劇が成り立ちにくい場所で演劇公演を積極的に展開しているということになります。
ロイヤルホテルの大衆演劇文化への貢献はとても大きいと思っています。
演劇グラフでロイヤルホテルの名を見るたびにダイワロイヤルホテルグループの大衆演劇事業について取材をしたいなと思ってしまいます。

JR枝光駅

駅前の歩道橋から西方を眺める。
小高い場所に建つ大きなホテルが見えます。

駅前の国道を西に歩きますと、やがて大きな道路と交差します。
車の場合信号機のある交差点を左折しなければなりませんが、歩行者はこの写真のとおりショートカットできる道があります。

「近道」と書かれた看板と階段がありました。
ホテルは目の前に見えています。

アクティブリゾーツ福岡博多
ヤシの木がリゾートっぽい雰囲気を出している

ロビーに入るとすぐに大衆演劇公演の大きな看板がありました。
今月は「筑紫桃太郎一座 花の三兄弟」

フロントでチケットを購入

会場は3階の「八幡の間」

「こちらの扉は開演1時間前に開錠します。中にお入りいただき受付前に並んでお待ちください」

八幡の間入口
ここで靴を靴棚に収納

この和モダンな廊下を進む。
突き当りで開場を待つお客さんが並んでいました。

開場して、いよいよ場内へ

大衆演劇会場

前方は座椅子席

その後ろの椅子席

最後方の椅子席

このように3種の椅子が並んでいます

前方

お菓子、ドリンク販売コーナー

公演中の様子
私はこの日、久し振りの「花の三兄弟」の観劇でした。
桃之助座長がふとした瞬間に見せるかっこよさにうなりました。

筑紫桃之助座長
かっこいい役者さんは、どんな年齢であっても、そのお年なりの魅力を具えるものと思います。が、この日見た桃之助座長の立ち役には「絶対今見るべき」と思うカッコよさを感じました。若造から脱し男として独り立ちし、年齢的衰退がなく男の活力がみなぎっている、そして人生を楽しむ粋さがある、そんな男として理想的な状態としての時分の花を私は桃之助座長に見出しました。

博多家桃太郎弟座長は声が良かった。体の大きな役者さんは女形は不利と思われがちですが、桃太郎弟座長の女形の魅せる力はすごい。

強力な二人の兄のもと玄海花道花形も今後ますますかっこよさを増してゆくでしょう。
筑紫桃太郎一座の公演地は九州・関西が中心で私の住む関東にこないのは残念です。

500円で入浴できるとのことで、観劇の後お風呂に入りました。
この後私は小倉の宝劇場に行き大衆演劇のハシゴをしました。
数年前まで小倉にあった「バーデンハウス」や「バーパス」はなくなってしまいましたので、同じ北九州市にあるアクティブリゾーツ福岡八幡の存在は大きいですね。
今後もアクティブリゾーツ福岡八幡をはじめダイワロイヤルホテルグループの事業展開に注目しています。
(2019年9月探訪)
福岡県にある不定期の大衆演劇公演地、アクティブリゾーツ福岡八幡を訪ねました。
小倉駅からJR鹿児島本線で博多方面へ4駅目、枝光駅が最寄り駅です。
私の職場に枝光で生まれ育ったという方がいて、どんな場所ですかと訊いたことがあります。
「近くにスペースワールドというテーマパークがあった」とのこと。
ただそのテーマパークも数年前に閉園し、今はとりたてて紹介するものはない普通の街のようです。
今回私が訪ねたアクティブリゾーツ福岡八幡は大きなリゾートホテル。
かつてはスペースワールドに遊びに行く多くの観光客がお世話になったことでしょう。
大衆演劇公演は2011年から始まったようです。
このホテルが「Active Resorts 」名を冠するようになったのは2018でそれ以前は「北九州八幡ロイヤルホテル」という名だったようですね。演劇グラフの「不定期劇場・センター」のページによく「〇〇ロイヤルホテル」の名を目にします。
一般的に演劇の劇場やビジネスホテルの立地は人口の多い栄えた都市の駅の近くが良いとされるでしょう。
しかし全国各地に展開しているロイヤルホテルは、リゾート観光目的の旅行者がメインターゲットでしょうから、あんまり人がごちゃごちゃしていない場所かつ豊かな自然観光地の近くに多く建っていると思います。
つまり、ロイヤルホテルは、あまり商業演劇が成り立ちにくい場所で演劇公演を積極的に展開しているということになります。
ロイヤルホテルの大衆演劇文化への貢献はとても大きいと思っています。
演劇グラフでロイヤルホテルの名を見るたびにダイワロイヤルホテルグループの大衆演劇事業について取材をしたいなと思ってしまいます。

JR枝光駅

駅前の歩道橋から西方を眺める。
小高い場所に建つ大きなホテルが見えます。

駅前の国道を西に歩きますと、やがて大きな道路と交差します。
車の場合信号機のある交差点を左折しなければなりませんが、歩行者はこの写真のとおりショートカットできる道があります。

「近道」と書かれた看板と階段がありました。
ホテルは目の前に見えています。

アクティブリゾーツ福岡博多
ヤシの木がリゾートっぽい雰囲気を出している

ロビーに入るとすぐに大衆演劇公演の大きな看板がありました。
今月は「筑紫桃太郎一座 花の三兄弟」

フロントでチケットを購入

会場は3階の「八幡の間」

「こちらの扉は開演1時間前に開錠します。中にお入りいただき受付前に並んでお待ちください」

八幡の間入口
ここで靴を靴棚に収納

この和モダンな廊下を進む。
突き当りで開場を待つお客さんが並んでいました。

開場して、いよいよ場内へ

大衆演劇会場

前方は座椅子席

その後ろの椅子席

最後方の椅子席

このように3種の椅子が並んでいます

前方

お菓子、ドリンク販売コーナー

公演中の様子
私はこの日、久し振りの「花の三兄弟」の観劇でした。
桃之助座長がふとした瞬間に見せるかっこよさにうなりました。

筑紫桃之助座長
かっこいい役者さんは、どんな年齢であっても、そのお年なりの魅力を具えるものと思います。が、この日見た桃之助座長の立ち役には「絶対今見るべき」と思うカッコよさを感じました。若造から脱し男として独り立ちし、年齢的衰退がなく男の活力がみなぎっている、そして人生を楽しむ粋さがある、そんな男として理想的な状態としての時分の花を私は桃之助座長に見出しました。

博多家桃太郎弟座長は声が良かった。体の大きな役者さんは女形は不利と思われがちですが、桃太郎弟座長の女形の魅せる力はすごい。

強力な二人の兄のもと玄海花道花形も今後ますますかっこよさを増してゆくでしょう。
筑紫桃太郎一座の公演地は九州・関西が中心で私の住む関東にこないのは残念です。

500円で入浴できるとのことで、観劇の後お風呂に入りました。
この後私は小倉の宝劇場に行き大衆演劇のハシゴをしました。
数年前まで小倉にあった「バーデンハウス」や「バーパス」はなくなってしまいましたので、同じ北九州市にあるアクティブリゾーツ福岡八幡の存在は大きいですね。
今後もアクティブリゾーツ福岡八幡をはじめダイワロイヤルホテルグループの事業展開に注目しています。
(2019年9月探訪)