到達困難度高し! 山奥のスキー場で行われる旅芝居 「ゆきだるま温泉」
到達困難度高し! 山奥のスキー場で行われる旅芝居 「ゆきだるま温泉」
新潟県にある「ゆきだるま温泉雪の湯」では毎年10月か11月に1ヶ月だけの大衆演劇公演を行っています。
ゆきだるま温泉は新潟県上越市のスキー場キューピットバレイ併設の温泉施設です。
温泉は一年中営業しています。
スキーのオフシーズンの集客イベントとして大衆演劇公演を始めたようです。

ゆきだるま温泉の最寄駅はほくほく線の虫川大杉(むしがわおおすぎ)駅。
ほくほく線は北越急行株式会社が運営する六日町駅~犀潟駅を結ぶ鉄道路線です。

東京から新幹線に乗り,、越後湯沢駅で乗り換え。上越線で5駅で六日町に着きます。
六日町駅からほくほく線のスノーラビット号という急行列車に乗りました。

虫川大杉駅着
写真の通り、駅のまわりには農地と山ばかり。
商店は見当たらない。

虫川大杉駅前。なんもな~い。
虫川大杉駅からスキー場までの送迎バスはスキーのオフシーズンは運行していません。
大衆演劇公演期間は「だるまバス」という送迎バスが「平日のみ」運行しています。
では、電車での旅人が土日祝日にどうやってゆきだるま温泉に行けばよいのか。その手段は「ない」と言い切ってしまってよいのではないでしょうか。
路線バスで近くまで行けるかもしれない、どこかからかタクシーを呼ぶことができるかもしれない、しかし、そこまでしてわざわざ土日祝日に電車を使って行くことはないでしょう。
虫川大杉駅は最寄駅といっても、ゆきだるま温泉まではとても遠い。
キューピットバレイはかなりの山奥にあるのです。

キューピットバレイスキー場。
10月なのでさわやかな緑が広がっています。

広~い駐車場の奥に見えるのが・・・

ゆきだるま温泉雪の湯の建物です。

建物に入って右手に靴をしまいます。
扉の中に入って左手に受付があります。靴箱の鍵は自己保管。受付で渡す必要はありません。

「旅芝居公演」ののぼりがあります。
大衆演劇ではなく旅芝居としてあるのがよいですね。

公演は13時30分から。開場は13時。
それまで食事と温泉を楽しむことにします。
2階に食事もできる広間(レストランだるま亭)があります。

テーブル席もあります。
奥に見えるカウンターに食券を提示します。
私はおすすめらしい「釜一番」という釜飯の定食にしました。
時間がかかるので予約もできるということで、私は食事提供時間を指定して予約し、先にお風呂に入ることにしました。

お風呂の入口は1階です。
大自然の中の温泉地は気分がリセットされるようで心地良いですね。

お風呂からあがって、広間でくつろいでいると、預かったベルが鳴りました。食事ができた合図です。釜一番をいただきました。

13時になり、公演会場がある3階へ上る階段が開放されました。

公演会場

前方

前方から客席を見る

公演後最後の挨拶
公演中の座長の口上挨拶によると、ここはなかなかお客さんの集客が厳しいようです。
お客さん2名の日もありました、と言っていました。
この到達困難度からすると仕方ないような気もします。
しかし逆に考えてみますと、普段娯楽がない地域に、短期間で公演を打てることが大衆演劇の強みです。
この山奥の旅芝居公演の知名度が上がってゆくことを祈っております。
(2018年10月探訪)
新潟県にある「ゆきだるま温泉雪の湯」では毎年10月か11月に1ヶ月だけの大衆演劇公演を行っています。
ゆきだるま温泉は新潟県上越市のスキー場キューピットバレイ併設の温泉施設です。
温泉は一年中営業しています。
スキーのオフシーズンの集客イベントとして大衆演劇公演を始めたようです。

ゆきだるま温泉の最寄駅はほくほく線の虫川大杉(むしがわおおすぎ)駅。
ほくほく線は北越急行株式会社が運営する六日町駅~犀潟駅を結ぶ鉄道路線です。

東京から新幹線に乗り,、越後湯沢駅で乗り換え。上越線で5駅で六日町に着きます。
六日町駅からほくほく線のスノーラビット号という急行列車に乗りました。

虫川大杉駅着
写真の通り、駅のまわりには農地と山ばかり。
商店は見当たらない。

虫川大杉駅前。なんもな~い。
虫川大杉駅からスキー場までの送迎バスはスキーのオフシーズンは運行していません。
大衆演劇公演期間は「だるまバス」という送迎バスが「平日のみ」運行しています。
では、電車での旅人が土日祝日にどうやってゆきだるま温泉に行けばよいのか。その手段は「ない」と言い切ってしまってよいのではないでしょうか。
路線バスで近くまで行けるかもしれない、どこかからかタクシーを呼ぶことができるかもしれない、しかし、そこまでしてわざわざ土日祝日に電車を使って行くことはないでしょう。
虫川大杉駅は最寄駅といっても、ゆきだるま温泉まではとても遠い。
キューピットバレイはかなりの山奥にあるのです。

キューピットバレイスキー場。
10月なのでさわやかな緑が広がっています。

広~い駐車場の奥に見えるのが・・・

ゆきだるま温泉雪の湯の建物です。

建物に入って右手に靴をしまいます。
扉の中に入って左手に受付があります。靴箱の鍵は自己保管。受付で渡す必要はありません。

「旅芝居公演」ののぼりがあります。
大衆演劇ではなく旅芝居としてあるのがよいですね。

公演は13時30分から。開場は13時。
それまで食事と温泉を楽しむことにします。
2階に食事もできる広間(レストランだるま亭)があります。

テーブル席もあります。
奥に見えるカウンターに食券を提示します。
私はおすすめらしい「釜一番」という釜飯の定食にしました。
時間がかかるので予約もできるということで、私は食事提供時間を指定して予約し、先にお風呂に入ることにしました。

お風呂の入口は1階です。
大自然の中の温泉地は気分がリセットされるようで心地良いですね。

お風呂からあがって、広間でくつろいでいると、預かったベルが鳴りました。食事ができた合図です。釜一番をいただきました。

13時になり、公演会場がある3階へ上る階段が開放されました。

公演会場

前方

前方から客席を見る

公演後最後の挨拶
公演中の座長の口上挨拶によると、ここはなかなかお客さんの集客が厳しいようです。
お客さん2名の日もありました、と言っていました。
この到達困難度からすると仕方ないような気もします。
しかし逆に考えてみますと、普段娯楽がない地域に、短期間で公演を打てることが大衆演劇の強みです。
この山奥の旅芝居公演の知名度が上がってゆくことを祈っております。
(2018年10月探訪)