WIKIレンタル 大衆演劇探訪記 茨城・なか健康センター
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大震災後のリニューアルで始まった旅芝居 「なか健康センター」

大震災後のリニューアルで始まった旅芝居 「なか健康センター」

なか健康センターは茨城県那珂(なか)市に2001年にできた健康センターです。
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所在地を見ての通り、2011年3月の東日本大震災では大きな被害を受け、半年間の休業を余儀なくされました。
2011年10月のリニューアルオープンの際に「なか座」を作り大衆演劇公演が始まりました。
ですから「なか座」は震災後の復興の象徴ともいえるのではないでしょうか。

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なか健康センター
左隣にはパシフィックスポーツプラザ那珂の白い建物が見えます。

電車だとJR水郡線上菅谷駅から徒歩5分
車では常磐自動車道那珂ICを降りて3分
とアクセスしやすい場所にあります。

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入口

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ロビー
フロントに下足ロッカーキーを預け浴場のロッカーキーと館内着・タオルを受け取ります。
支払いは帰りに自動精算機で一括精算します。

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大衆演劇は昼の部と夜の部がありますが、夜の部は舞踊ショーのみです。
観劇料金は入館料に含まれています。

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大衆演劇場なか座は2階にあります。
私は事前に電話をして開場時間を確認しました。なか座の開場は「準備が出来次第」とのことでした。
この日は9時30分頃開場しました。良い席を確保したい大衆演劇ファンのお客さんはもちろん開場前に来ています。

この施設は24時間営業。
ただし8:00~10:00はお風呂やサウナは利用できません。
ですから9:30に劇場に入って席取りをしたら10:00まではお風呂以外で時間をつぶすことになります。

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なか座
センターでは飲食場が劇場を兼ねていることが多い。ここは観劇専用の部屋です。
ですから客席の椅子はすべて舞台を向いています。

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前方

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客席前の方の席は座椅子席。
2席共用の机がついています。いいですね。

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座椅子席の後ろはちょっとだけ座面が高い椅子。

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その後ろは普通の高さの椅子

椅子の種類で傾斜をつけてはいるけれど・・・
同じ高さの椅子のエリアはその最前列以外はとても見えにくいだろう。
なか座ではよい自由席をゲットすることはとても大事です。

舞台の高さを高くできないセンターでは、こうした椅子席を中央に並べることは少ない。
だいたい床&座布団です。
オール座椅子席にするか、椅子席を設けるかは、
見えやすさをとるか観劇時の疲れなさをとるか、難しい問題だと思います。
私としては、劇場とする以上、視界のほとんどが前の席のお客さんの頭に遮られてしまうような席は設けてはいけないと考えます。

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前の方が指定席のよう。
こんな掲示だけでは、知らずに前の方に座ってしまうお客さんが少なからずでてきそう。

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なか座下手の花道

私もタオルで席を確保。
10時を待ってお風呂に向かいます。

「北投の湯」というのがなか健康センターのお風呂の宣伝句。
「北投」は「べいとう」と読みます。
北投石(べいうとうせき)というラジウムを大量に含む石を使ったお風呂の他、多様なお風呂やサウナがあります。
別料金で北投石岩盤浴もあります。

食堂は1階にあります。

最近センターにある食堂で座長弁当や座長定食といったメニューを見かけるようになりました。
ここにもありました。
「1日15食限定!!ブロマイド付 スペシャルしんちゃん定食 \1,780」
というのがあったのでそれを注文しました。
しんちゃんというのは、この日の劇団、見海堂劇団の座長見海堂真之介座長のことですね。

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スペシャルしんちゃん定食
これにアイスクリームが付きます。お刺身の一切れが大きい。ボリューム満点!

妻は酢豚を単品で頼みましたが、これも予想以上の量!
お腹がふくれて幸せ。

ガラス壁で仕切られた喫煙席があるものこの食堂の特徴。

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健康センターというだけあって、健康関係の施設は充実しています。
保険診療ができる整骨院がセンター内にあります。
それとは別にボディケア、フットケアのお店もあります。私はそこでちょっとヘッドマッサージを施術してもらいました。とても気持ち良かったです。
コイン式のマッサージマシンも館内にたくさんあります。
私はコインマッサージ機が好きなので2種類試しました。
ここは珍しく寝るタイプのマッサージマシンがあります。


開演時間の13時が近づき、なか座に移動。
第1部はお芝居。

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第2部舞踊ショー
座長見海堂真之介座長の女形

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舞踊ショー
見海堂劇団らしい華やかな照明

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この日は劇団子役おまつり野郎(なんちゅう芸名だ)の誕生日公演。
おまつり野郎を主役に立てたラストショー

以上でなか健康センターのレポートを終わります。

今回私は車での探訪でした。

なか健康センター以外に訪ねた場所も紹介しておきます。

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坂東三十三観音霊場 二十二番札所 佐竹寺(さたけじ)
写真は国の重要文化財の本堂。室町時代建立。長い歴史を経た証のような重い風雅を感じる建物。時の流れの儚さを感じさせる茅葺きの屋根。規模は大きくないが歴史と由緒を感じるお寺です。
この寺に帰依した源昌義がここで佐竹と改名し、それが佐竹姓の起源らしい。
私の親戚に山形で温泉旅館をやっている佐竹さんがいます。その佐竹さんから聞いた話ですが、常陸を治めていた佐竹氏が戦国時代に秋田に左遷(?)させられた際に、土地の美人を皆秋田に連れて行ったのが秋田美人の起源だとか。ほんとかな。
佐竹寺はなか健康センターからは車で約25分のところにあります。

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道の駅ひたちおおた
2016年にオープンした新しい道の駅
なか健康センターから車で15分くらい

ここでお土産を買って帰りました。

なか健康センターは常磐道出口の近くにあるので、東京から車で行くと結構近い。
道が混まなければ2時間以内で行くことができます。


東日本大震災で被害を受けた後、大衆演劇公演が途絶えてしまった公演地がありました。
なか健康センターのなか座は大震災がきっかけて生まれた劇場。
復興の象徴として、また地域の方々の笑顔とくつろぎの場として旅芝居公演がここで続いてほしいと思います。

(2018年7月探訪)
プロフィール

notarico

Author:notarico
東京在住。大衆芸能(大衆演劇、落語、浪曲、講談等)が好きです。特に大衆演劇の世界に興味をもっています。
twitterアカウント:notarico

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